12月30日の誕生花は?特徴や育て方・誕生石に記念日もご紹介!

12月30日の誕生花は?特徴や育て方・誕生石に記念日もご紹介!

12月30日の誕生花は「マネッチア」です。名前の由来や花言葉、基本的な育て方などを解説します。マネッチア以外の誕生花や誕生石、記念日、この日に生まれた有名人など、12月30日にゆかりのあるものもあわせて見ていきましょう。

記事の目次

  1. 1.12月30日の誕生花は?
  2. 2.マネッチアの特徴2選
  3. 3.マネッチアの育て方
  4. 4.12月30日の誕生花(マネッチア以外)
  5. 5.12月30日にゆかりのあるもの
  6. 6.マネッチアは「花のイルミネーション」

12月30日の誕生花は?

12月30日の誕生花は「マネッチア」

Photo by blumenbiene

南米パラグアイやウルグアイを原産とするマネッチアが、12月30日(12/30)の誕生花です。開花期は6月~11月と夏・秋が中心ですが、園芸店やホームセンターなどでは12月ごろから店頭に並びます。これはマネッチアの花がとてもあざやかな色をしていて、まるで飾りつけされたクリスマスツリーのように見えることが理由です。鉢植えに仕立てられたマネッチアは、たしかにミニチュアのモミの木のようにも見えますね。

名前 マネッチア
別名 アラゲカエンソウ(粗毛火焔草)
園芸分類・形態 つる性・多年草
原産地 パラグアイ、ウルグアイ
開花の時期 6月~11月
花の色 赤、黄色、オレンジ
暑さ / 寒さ 強い / 弱い
特徴 開花期が長い

マネッチアの特徴2選

特徴①植物学者にちなんだ名前

出典:写真AC

マネッチア(Manettia)という名前は、イタリアの植物学者サベリオ・マネッティが語源です。そのほか英語では「ファイヤークラッカー・バイン」とも呼ばれています。ファイヤークラッカーは「爆竹」、バインは「つる性の」という意味で、あざやかな色の花がまるで爆竹のように見えることから名付けられました。和名の「アラゲカエンソウ(粗毛火焔草)」も、花が炎のように赤いことにちなんだ名前ですよ。

特徴②ギフトにぴったりの花言葉

出典:写真AC

マネッチアの花言葉は「たくさん話しましょう」です。花のようすが口をぱくぱく動かしておしゃべりしているように見えることから、このようなかわいらしい花言葉がつけられました。あざやかなオレンジ色や赤色の花とグリーンの葉のコントラストも美しく、見ていて楽しい気持ちになれます。恋人や友人、家族など、ゆっくり話をしたい相手に、メッセージをこめて贈りたくなる花ですね。

マネッチアの育て方

出典:写真AC

マネッチアは、生花店やホームセンターで購入できる開花株を育てるのが簡単です。たっぷりと日に当てて、あたたかな場所で管理すれば、長い期間でユニークな花を楽しめますよ。「栽培環境」「水やり」「植え付け」など、栽培方法のポイントについて確認していきましょう。

育て方①栽培環境

出典:写真AC

マネッチアは年間を通して日当たりのいい場所で管理します。つる性の植物なので、鉢植えであんどん仕立てにするのが一般的です。耐寒性は低いため、寒くなってきたら早めに室内に移動させましょう。用土は水はけのよさがポイントです。市販されている培養土のほか、赤玉土と腐葉土(バーク堆肥)を配合した土でもよく育ちますよ。

育て方②水やり・肥料

出典:写真AC

マネッチアは、やや乾かしぎみに管理します。特に秋~冬の寒い時期は水を控えめにし、表土が乾燥したときだけ与えれば十分でしょう。水やりをするときには、株が傷まないように、晴れた日の午前中を選ぶといいですよ。肥料は春~秋の生育期間中に施します。月に1回の置き肥か、2週間に1回の液体肥料が適しています。

育て方③植え付け・植え替え

出典:写真AC

マネッチアは11月下旬ごろから生花店やホームセンターなどに開花株が出回り、春ごろまで売られています。寒い時期に購入した開花株は、そのまま春先まで栽培しましょう。春に苗を購入した場合は、根詰まり防止のためやや大きめの鉢に植え付けるのがおすすめです。植え替えは4月~5月に行います。このとき、同時に切り戻しの作業をするのもよいでしょう。

12月30日の誕生花(マネッチア以外)

出典:写真AC

12月30日の誕生花は、マネッチア以外にもあります。ここでは複数ある誕生花の中から、ギフトやウェディングなどさまざまなシーンで大活躍の「ガーベラ」と、冬の庭をひっそりと彩る甘い香りの落葉樹「ロウバイ」について、特徴や花言葉を見ていきましょう。どちらもやわらかな印象の花言葉のつけられた、ギフトにもおすすめの花ですよ。

12月30日の誕生花①ガーベラ

出典:写真AC

愛らしい花姿とカラーバリエーションの豊富さでギフトに人気のガーベラも、12月30日の誕生花です。花言葉は「希望」「前進」といった全体に共通するもののほか、「究極の愛(黄色)」「感謝(ピンク)」「燃える神秘の愛(赤)」「希望(白)」「冒険心(オレンジ色)」など、花色によってもつけられています。色の組み合わせによって、恋人だけでなく友人や家族、同僚へのギフトにも利用できますね。

ガーベラの花言葉とは?種類や色別にご紹介!新たな門出に相応しい?のイメージ
ガーベラの花言葉とは?種類や色別にご紹介!新たな門出に相応しい?
ガーベラは一般受けのしやすい見た目からも、花束では定番のお花です。品種改良によって、咲き方や色も豊富です。ガーベラ花言葉は全般的に見ても色別に見ても素敵な花言葉が多く、贈り物として最適です。贈り物の参考となるよう、ガーベラ花言葉を色別にご紹介いたします。

12月30日の誕生花②ロウバイ

出典:写真AC

ロウバイ(蝋梅)は中国原産の落葉樹で、ロウのように光沢のある、黄色い花が特徴です。開花期が近く、強い芳香があることや花の形が似ていることから、ウメの仲間と思われることもあります。しかしロウバイはクスノキ目、ウメはバラ目と、違う系統の植物ですよ。花言葉は「おくゆかしさ」「慈しみ」「先見」。花の少ない冬に、そっとうつむくような花を咲かせる姿から、これらの控えめな花言葉がつけられました。

ロウバイ(蝋梅)とは?その特徴・種類や育て方をご紹介!開花時期は?のイメージ
ロウバイ(蝋梅)とは?その特徴・種類や育て方をご紹介!開花時期は?
ロウバイ(蝋梅)というと、梅の仲間と考える方もいるのではないでしょうか。梅と似た黄色い花を咲かせ、よい香りで存在感を示しています。いろいろな特徴やロウバイの種類や似た植物、育て方のポイント、開花時期などについて詳しく紹介します。

12月30日にゆかりのあるもの

出典:写真AC

最後は誕生石や記念日など、12月30日にゆかりのあるものをご紹介します。今日が誕生日の開高健(かいこう たけし)は、大阪府出身の小説家です。芥川賞受賞作の「裸の王様」、日本文学大賞受賞作の「耳の物語」などの作品を残しました。熱心な釣師としても知られ、アマゾン川まで釣行したほどだったそうですよ。

12月30日の誕生石

出典:写真AC

12月30日の誕生石は「モルダバイト」です。隕石が地表へ衝突したときに地表の物質が溶け、それが急速に冷やされて固まった天然ガラスの一種で、透きとおった深い緑色をしています。チェコのモルダウ川周辺で特に採掘されることから、モルダバイトという名前がつけられました。シックな色合いのアクセサリーは、年齢性別を問わずよく肌に馴染みます。女性へのギフトだけでなく、男性にもおすすめですよ。

12月30日生まれの有名人

出典:写真AC

12月30日生まれ(星座はやぎ座)の有名人は、以下のような人々です。ロンドン生まれのキャロル・リード監督は、俳優として経験を積んだあと、監督としてデビューしました。アカデミー監督賞を受賞した「オリバー!」、カンヌ国際映画祭のパルム・ドールを受賞した「第三の男」など、多くの名作を残しています。

  • キャロル・リード(イギリスの俳優、映画監督)
  • 開高健(小説家、ノンフィクション作家)
  • 元木大介さん(元プロ野球選手)

12月30日の出来事・記念日

出典:写真AC

地下鉄記念日

12月30日は「地下鉄記念日」です。1927年、日本で初めての地下鉄が開通したことにちなみます。区間は上野~浅草間で、現在の東京地下鉄銀座線の前身です。所要時間は約5分、運賃は10銭で、開業日には物珍しさから、1日で10万人もの人が乗車したといわれていますよ。日本に地下鉄を紹介・導入した早川徳次(はやかわ のりつぐ)という人物は、その功績から「地下鉄の父」と呼ばれます。

マネッチアは「花のイルミネーション」

Photo by Alejandro Bayer

小さなクリスマスツリーのような花姿のマネッチアは、とても華やかでこのシーズンにぴったりの花です。花は小ぶりながら存在感抜群です。リビングや玄関先に飾ると、ぱっとあたりを明るく彩ってくれますよ。つる性でぐんぐんと成長し、長い期間で花を咲かせ続けます。南米原産で寒さに弱いので、温度管理に注意して、ユニークな花姿を楽しんでくださいね。

おもち
ライター

おもち

幼少期、母とふたりでつくった小さな花壇が宝物でした。季節の移り変わりを色とりどりの花で知るのがとても好きです。

関連記事

Article Ranking