1月19日の誕生花は?
1月19日の誕生花は「マダガスカルジャスミン」
やわらかい香りと清楚な白花が美しいマダガスカルジャスミンが、1月19日(1/19)の誕生花です。ジャスミンの名がついていますが、マダガスカルジャスミンはキョウチクトウ科で、モクセイ科のジャスミンとはまったく別の植物ですよ。革質で光沢のある葉と、純白の花とのコントラストがさわやかな印象を与えます。
名前 | マダガスカルジャスミン |
別名 | アフリカシタキヅル(阿弗利加舌切蔓) |
園芸分類・形態 | 熱帯植物・つる植物 |
原産地 | マダガスカル |
開花の時期 | 4月~9月 |
花の色 | 白 |
暑さ / 寒さ | 普通 / 弱い |
特徴 | 開花期が長い、つる性、香りがある |
マダガスカルジャスミンの特徴2選
特徴①花のようすにちなんだ名前
マダガスカルジャスミンはその名のとおり、アフリカ南東部沖に浮かぶ巨大な島国・マダガスカルが原産国です。ジャスミンに似た芳醇な香りを持つことから、この名前が付けられました。また、アフリカシタキヅル(阿弗利加舌切蔓)、ハナヨメバナ(花嫁花)などの別名でも知られています。白く可憐な花姿から、しあわせそうな花嫁を連想しての名前ですね。
特徴②ギフトにぴったりの花言葉
マダガスカルジャスミンの花言葉は「清らかな祈り」「愛される花嫁」「ふたりで遠くへ旅を」です。マダガスカルジャスミンは前述のように、清楚な雰囲気から「ハナヨメバナ(花嫁花)」の別名を持ちます。花言葉もそれにちなんで、門出や祝福を思わせるフレーズがつけられました。結婚を控えた友人へのギフトに、ぜひとも贈りたい花ですね。花はもちろん、ロマンティックな香りも楽しめますよ。
マダガスカルジャスミンの育て方
マダガスカルジャスミンは清潔感を感じさせる見た目と開花期の長さが魅力です。観葉植物として飾れば、部屋の印象をさわやかに演出できます。「栽培環境」や「水やり」「植え付け」など、育て方のポイントについて確認しましょう。原産国であるマダガスカルを意識して温度・湿度を調整するのが、マダガスカルジャスミンを上手に育てるコツですよ。
育て方①栽培環境
マダガスカルジャスミンは日なたを好みます。年間を通して、たっぷりと日光に当てて育てましょう。ただし夏場の直射日光に当てると葉が焼けてしまうことがあるので、遮光ネットを使用したり、午前中だけ日の当たる半日陰に移動させたりすると安心ですよ。冬場は室内に取り込み、暖かな窓際で管理します。
育て方②水やり・肥料
マダガスカルジャスミンは表土が乾いたらその都度水を与えます。夏場は水切れを起こしがちなので、注意深く観察してくださいね。開花期を終えた晩秋以降は、やや乾かし気味の管理のほうが適しています。肥料は春~夏の成長期に、緩効性化成肥料を施します。秋以降は成長がゆるやかになるため、肥料は不要です。
育て方③植え付け・植え替え
マダガスカルジャスミンは水はけのよい土を好みます。市販されている観葉植物用培養土を用いると便利です。自分で配合する場合は、赤玉土と腐葉土を使います。植え替えは春に行い、ペースは2年に1回が適切です。鉢土を1/3程度落とし、新しい用土を使って植え替えましょう。同じタイミングで、古くなった枝や込み合っている部分を切り戻すと効率的ですよ。
1月19日の誕生花(マダガスカルジャスミン以外)
マダガスカルジャスミン以外にも、1月19日の誕生花は複数あります。ここではその中から、萼(がく)と花のようすがユニークな「コンロンカ」と、フラワーギフトの王道「白いバラ」について、それぞれの特徴や花言葉を見ていきましょう。どちらも真っ白な花弁や萼を持つ、清楚な印象を与える花ですよ。ちなみに「ワックスフラワー」や「バンダ」、「ラッパスイセン」や「ロウバイ」なども、同じく1月19日の誕生花です。
1月19日の誕生花①コンロンカ
コンロンカ(崑崙花)は中国南部原産のつる性植物です。花びらのように見える大きく白い部分は萼で、本来の花は黄色く目立ちません。印象的な白い萼がハンカチの木という別の植物に似ていることから、「ハンカチの花」という名前でも流通していますよ。熱帯では一年中開花するため、庭木として人気です。日本では中型鉢花として、夏ごろに生花店に出回ります。花言葉は「神話」です。
1月19日の誕生花②白色のバラ
ギフトの定番として知られるバラ(白色)も、1月19日の誕生花のひとつです。アレンジメントやブーケ、プリザーブドフラワーなどバリエーションが豊富で、生花店でも年間を通して流通しています。花言葉は色によって異なり、白色は「私はあなたにふさわしい」「純潔」です。そのほかの色も「あなたを愛しています(赤)」「上品(ピンク)」「夢叶う(青)」など、どれも素敵なフレーズばかりですよ。
1月19日にゆかりのあるもの
最後は誕生石や記念日、この日に生まれた有名人など、1月19日にゆかりのあるものを紹介します。今日が誕生日のヨハン・ボーデは、神聖ローマ帝国出身の天文学者です。同じく天文学者のウィリアム・ハーシェルが発見した新惑星に、「天王星:ウラヌス(Uranus)」という名前を提案したことで知られます。そのほか、のちに「メシエ天体」に数えられる天体も数多く発見しました。
1月19日の誕生石
1月19日の誕生石は「ビクスバイト」です。「レッド・ベリル」という名前でも知られています。エメラルドやアクアマリン・モルガナイトの仲間で、主にアメリカで産出します。赤色にもピンク色にも見える美しい色をした宝石です。ロマンティックな雰囲気満点で、女性へのアクセサリーギフトにも人気がありますよ。
1月19日生まれの有名人
1月19日生まれ(星座はやぎ座)の有名人には以下のような人々がいます。エドガー・アラン・ポーは、「推理小説の父」の異名を持つ小説家です。「モルグ街の殺人」「黒猫」「黄金虫」など数々の名作を残し、のちの小説家や漫画家にも多大な影響を残しました。
- ヨハン・ボーデ(ドイツの天文学者)
- エドガー・アラン・ポー(アメリカの小説家)
- Coccoさん(シンガーソングライター)
1月19日の出来事・記念日
家庭消火器点検の日
1月19日は「家庭消火器点検の日」です。1991年に、全国消防機器販売業協会が制定しました。消防庁への緊急ダイヤル「119」にちなんだ語呂合わせです。119の並びになる日は11月9日もあります。しかし、こちらは消防庁が制定した「119番の日」ですよ。
「ファウスト」初演
1829年1月19日は、ゲーテによる悲劇戯曲「ファウスト」の初演日です。15世紀~16世紀のドイツに実在したとされる高名な錬金術師「ドクトル・ファウストゥス」の伝説を下敷きとした物語で、ゲーテは生涯をかけてこの長大な戯曲を完成させました。
マダガスカルジャスミンはインテリアにもおすすめ
マダガスカルジャスミンは小ぶりで澄んだ純白の花が美しい花です。一年中グリーンの葉を茂らせているため開花期以外も見応えがあり、観葉植物としての存在感も抜群です。ナチュラル、モノトーン、シックとどのような雰囲気の部屋にも馴染みます。開花期にあたりにただよう甘い香りも、心を和らげてくれますよ。
出典:写真AC