メランポジュームの育て方!水やり・日当たりなど栽培管理のポイントは?

メランポジュームの育て方!水やり・日当たりなど栽培管理のポイントは?

メランポジュームは、夏の暑い時期にも小さな黄色い花をたくさん咲かせる一年草の植物です。花壇や鉢植え、寄せ植えにも使えます。メランポジュームの特徴や花言葉、水やり・日当たりなどの栽培管理のポイント、植え方、増やし方(種まきの手順)をご紹介します。

    記事の目次

    1. 1.メランポジュームの特徴
    2. 2.メランポジュームの品種
    3. 3.メランポジュームの花言葉
    4. 4.メランポジュームの育て方
    5. 5.メランポジュームの植え方や利用方法
    6. 6.メランポジュームの増やし方
    7. 7.まとめ

    メランポジュームの特徴

    出典:筆者撮影

    メランポジュームは、小さな黄色い花を次々とたくさん咲かせる一年草の花です。花の時期が春先の4月頃から霜が降りる初冬の11月頃までと、とても長いです。また、摘心をしなくても自然にこんもりと茂った株に育ちます。セルフクリーニングの性質があり、花がらを隠すように新芽が伸びて、花がら摘みをしなくてもきれいな姿を楽しめることも大きな特徴です。

    ボタニ子

    ボタニ子

    花がらを摘まなくてもきれいなんて、手入れが楽だわ!

    ボタ爺

    ボタ爺

    そうはいっても、時々花がらを摘んだ方がいいのじゃよ。

    メランポジュームの基本情報

    Photo by Tukang Kebun

    学名   Melampodium diraricatum
    別名  メランポディウム、メランポジウム
    分類  キク科メランポジウム属
    形態  一年草
    原産地  メキシコ~中央アメリカ
    草丈  20~80cm
    開花時期  4月~11月
    耐寒性  弱い
    耐暑性  強い

    メランポジュームの品種

    ミリオン・ゴールド

    最もよく出回っているのがミリオン・ゴールドです。矮性でよくまとまり、次々と花をつけます。草丈は30~40cmぐらいです。一般的に「メランポジューム」といえばこの品種です。

    ミリオン・レモン

    性質はミリオン・ゴールドと同じですが、花色が薄い黄色をしています。

    その他の品種

    その他に、ミリオン・ゴールドよりも葉の色が濃くて草丈が長くなる品種「パラダイス」や草丈が20cmほどで背が高くなりにくい品種「ゴールデン・グローブ」などがあります。

    メランポジュームの花言葉

    メランポジュームの花言葉は、3つあります。「元気」「可愛いあなた」そして「小さな親切」の3つです。「元気」は、夏でもたくさんの花を咲かせることからつけられました。「あなたは可愛い」は、小さな黄色い花をさしているようですね。

    ボタニ子

    ボタニ子

    メランポジュームの花言葉は「元気」「可愛いあなた」「小さな親切」です!

    メランポジュームの育て方

    出典:写真AC

    ここでは、メランポジュームの育て方のポイントをご紹介します。苗を植えてしばらくはあまり成長しないことが多いため、心配になる方が多いようです。しっかり根付けば、気温の上昇と共ぐんぐん大きく成長します。しっかり根付くまでは、ていねいに管理することが大切です。

    栽培環境

    Photo byPublicDomainPictures

    日当たりがよくて風通しのよい場所を好みます。多少の日陰でも育ちますが、花付きは日当たりのよい場所よりは悪くなります。高温多湿に強く、夏でもよく咲きます。ただし、鉢植えの場合は、日差しが強すぎる場所や西日の強い場所では鉢内の温度が高くなりすぎて枯れることがあるので、真夏は半日陰に置くようにします。

    用土

    出典:写真AC

    メランポジュームは、高温多湿に強いのですが、乾燥には弱いです。鉢植えの場合は、水はけがよく保湿性のある用土を選びます。自分で作る場合は、赤玉土と腐葉土を6:4にします。地植えで保湿性が低い場所に植える場合は、腐葉土を混ぜ込んで保湿性を高めておきます。

    植え方

    出典:写真AC

    植え付けの時期は、4月~7月頃です。暑くなるにつれて大きく育つので、花壇に植える場合は、株間は20cm程度あけて植え付けます。鉢植えの場合は、8号くらいの大きめの鉢に植え付けるようにします。寄せ植えにする場合は、他の苗と間隔をあけましょう。

    水やり

    出典:写真AC

    水やりは、地植えの場合は特に必要ありません。真夏に雨が少なく土が乾燥する場合には、水やりをします。鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水をやります。乾燥に弱いので、夏など水が足りないとすぐにしおれることがあります。メランポジュームは根の張りがよいため土が乾燥しやすいのです。こまめに土の状態をチェックすることが大切です。

    肥料

    植え付けの際に、元肥として緩効性の肥料を混ぜ込みます。鉢植えの場合は、追肥を与えます。薄めの液体肥料を与えるか、緩効性肥料を置き肥します。地植えの場合は、追肥は必要ありません。肥料を与えすぎると、葉が大きくなりすぎたり、徒長したりして生育不良を起こし、場合によっては枯れることもあります。

    花がら摘み

    花がらを隠すように新芽を伸ばすため花柄は目立たちません。(セルフクリーニングの性質)花がらを摘まなくても次々と花を咲かせます。あまり神経質にならず気が付いたら花がらを摘む程度でも大丈夫です。ただし、植え付けてから根付くまでの間は、きちんと花がらを摘みましょう。

    摘心・切り戻し

    自然にこんもりと茂るため、摘心の必要はありません。夏の間にあまりに大きくなったりひどく混みあったりした場合は切り戻しをしてもよいでしょう。ただし、一度にたくさん切ってしまうと枯れる原因になります。全体の様子を見ながら、少しずつ切り戻しをします。

    害虫・病気

    害虫は、葉の裏にハダニやコナジラミ、アブラムシなどが発生することがあります。風通しをよくして、葉裏に時々水をかけると発生しにくくなります。害虫を発見したら、早めに薬剤を散布します。病気には強いですが、梅雨の時期にうどん粉病になりやすいので注意します。葉や茎が白っぽくなっていたら、病気の部分を取り除きます。

    メランポジュームの育て方のコツ

    • 日当たりがよくて風通しの良い場所に植える
    • 根がしっかり根付くまではていねいに管理する
    • 高温多湿に強いが乾燥には弱いので夏の水やりをきちんとする
    • 肥料が多すぎると生育不良になるので、肥料は適量にする

    メランポジュームの植え方や利用方法

    出典:筆者撮影

    メランポジュームは、地植えでも鉢植えでも楽しめる植物です。花壇に地植えをしたり、鉢にメランポジュームのみ単植にしたり、また寄せ植えでも楽しめます。それぞれの植え方についてご紹介します。

    植え方①花壇

    メランポジュームは背が低いので、花壇の前方や縁取りに向いています。後方に背の高い花を植え付けるとよいでしょう。特に反対色の青系の花と合わせると互いに引き立てあいます。ブルーサルビアなどのサルビア類がメランポジュームによく合います。また、メランポジュームだけをボーダーに並べる植え方も見ごたえがあります。

    ブルーサルビアと植えた例

    黄色のメランポジュームと青色のブルーサルビアがとても引き立てあいます。

    千日紅と植えた例

    千日紅のやさしい紫色ともとても相性がよいです。

    ボタ爺

    ボタ爺

    メランポジュームが、最も元気に育つのは地植えなのじゃよ。日当たりのいい花壇に植えるとぐんぐん成長するのじゃ。

    植え方②鉢植え

    メランポジュームは大きく成長するので、8号などの大きめの鉢に植え付けます。単植でもボリュームがあるため、玄関先や庭など一鉢置くだけでも明るくなります。また、他の花の鉢と並べて鉢寄せにするのもおすすめです。

    植え方③寄せ植え

    トレニアとの寄せ植え
    出典:筆者撮影

    メランポジュームは大きく広がって成長するため、大きくなるスペースをあらかじめ考えて配置します。相性のよい植物は、ポーチュラカ・ジニア・トレニア・ブルーサルビアなどがあります。合わせる色は、白色・同系色(クリーム色・オレンジ色など)・反対色(青色・紫色)がよいでしょう。また、花ではなくいくつかのリーフと合わせるのもおしゃれです。

    リーフとの寄せ植え

    メランポジュームはどんどん成長する植物なので、成長につれて他の植物とのバランスが崩れてしまうという場合があります。リーフとの寄せ植えならばメランポジュームが大きく成長してもあまり気になりません。

    挿し花として楽しむ

    メランポジュームは、花瓶などに挿して楽しむことができます。伸びすぎた時や枝が混み過ぎた時に一部切り戻した枝を花瓶などに挿してみましょう。フラワーアレンジメントにも使うことができます。

    メランポジュームの増やし方

    メランポジュームの種

    メランポジュームの種
    円形に十数個の種が並んでいます。
    出典:筆者撮影

    種まきで増やす

    メランポジュームの増やし方は、花後に種を取って春に種まきをすることです。冬が近づいて花期が終わりになるころ、茶色になった花柄を摘み取って種を採取します。春の種まきの時期までは、封筒などに入れて冷暗所で保管しておきます。

    種まきに適した時期

    Photo by poundhound0206

    種まきの時期は、八重桜が咲くころから5月いっぱいまでが適しています。発芽適温が20度と高いので、春の早い時期に種まきをしてもあまり発芽しません。また、寒さに弱いため、早い時期に種まきをして発芽した後に寒の戻りがあるとしおれる場合や枯れることもあります。秋まきの場合は、冬越しに不安があります。春に気温が高くなってから種まきをしましょう。

    種まきの準備

    出典:筆者撮影

    種まきに必要なものは、種まき用の土・種まき用のセルトレイまたは小さなプランターなどです。種まき用の土は、市販の種まき専用土か、赤玉極小粒を使います。古い土の場合、土の中に虫がいたり病気の菌が入っている場合があるので、必ず清潔な土を使用します。種まき用のセルトレイは、園芸店で販売されています。

    種まきの手順

    メランポジュームの種は比較的大きめなので、セルトレイの場合はセルに2~3粒ずつ種をまきます。プランターの場合は、種が重ならないように注意して1粒ずつ種をまきます。好光性の種なので種が隠れる程度に軽く土をかぶせたら、水をたっぷりやります。発芽するまでは、明るい日陰で管理し、乾燥しないようにこまめに水やりをします。水やりは、種が流れないように底面から吸わせたり、霧吹きで行うようにします。

    発芽からの管理

    7日~10日ぐらいで発芽します。発芽したら、日当たりのよい場所で管理し、しっかり日に当てるようにします。発芽後の水やりは、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。本葉が3~4枚になったら、ポリポットなどに鉢上げします。ポリポットに入れる土は、肥料分の少なめの土にします。そのまま日当たりのよい場所で管理します。摘心の必要はありません。しっかりした苗に育ったら、花壇や鉢植えに定植できます。

    こぼれ種で増える

    メランポジュームは、こぼれ種で自然に芽が出てくることもよくあります。春にメランポジュームの芽を見つけたら、しっかりした苗になるように育てて、花壇や鉢に植え付けましょう。

    まとめ

    出典:筆者撮影

    メランポジュームは、摘心や花がら摘みなどをしなくても自然にこんもりと茂り枯れた花を隠しながら成長するセルフクリーニングの性質を持つ手入れの楽な花です。夏でも元気に次々と咲かせるかわいい黄色の花をぜひ花壇や鉢植えで楽しんでみてはいかがでしょうか。また、種から育ててみるのも楽しいですね。

    chomi55
    ライター

    chomi55

    ガーデニング歴20数年、バラ好き・小花好きです。野菜も大好き。ミニトマトとベビーリーフを育てています。チョコレートは相当好き。

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