冬こそアレンジティーを飲もう
紅茶にスパイスや果物、ミルクなどを入れて楽しむお茶を、アレンジティーといいます。スパイスやハチミツ、ミルクなどを入れて飲むアレンジティーは、実は冬にこそおすすめの飲み方といえるでしょう。リラックスタイムに取り入れてくださいね。
冬にアレンジティーがおすすめの理由
理由①普通の紅茶よりも体が冷えにくい
紅茶はインドやスリランカなどの暑い国の飲み物で、体を冷やす効果があります。たとえアイスではなくホットで飲んだとしても、効果は変わらず体が冷えやすくなってしまいます。しかし、アレンジティーにして体を温かくする食材と一緒に飲むと、体の内側からぽかぽかと温まりますよ。
理由②冬の喉風邪予防にピッタリ
体を温かくするアレンジティーの材料には、喉の風邪予防にピッタリの食材が多く使われます。例えばアレンジティーによく使われるハチミツは喉の調子を整え、ショウガは体を内側から温めて免疫力アップにつながります。また、レモンを入れればビタミンCを効率よく摂取できるため、風邪を引きにくい体になりますよ。
理由③ダイエットにもおすすめ
冬は体が冷えて代謝が落ち、ダイエットも難しい時期ですね。アレンジティーは、ダイエットにもピッタリの飲み方です。紅茶に含まれるカテキンは脂肪燃焼に効果があり、アレンジティーで体を内側から温かくする食材を使えば、代謝アップに繋がります。また、ハチミツなどで甘さをつけたアレンジティーや、ミルクを入れた飲みごたえのあるアレンジティーはおやつ代わりにもおすすめですよ。
理由④見た目が華やか
冬はクリスマスやお正月、バレンタインデーなどイベントが盛りだくさんです。その分、来客が多い季節でもあります。アレンジティーは見た目が華やかで、おもてなしのお茶としてもピッタリです。カップやトッピングにこだわって、自宅でカフェ風のアレンジティーを入れるのも、楽しみ方のひとつといえるでしょう。
冬におすすめのアレンジティー5選
冬には体が温まるホットティーがおすすめです。また、アレンジに使う材料を選ぶことで、内側からも体を温められますよ。見た目も華やかなアレンジティーは、パーティーや来客時のおもてなしにもおすすめです。
アレンジティー①ハニージンジャーレモンティー
ハニージンジャーレモンティーは、ハチミツとショウガをたっぷりと入れたレモンティーです。ハチミツには殺菌効果があるため、喉の調子を整えます。ショウガは体を内側から温めて代謝をよくする効果があり、冬の喉風邪予防にピッタリですよ。アイスティーでも美味しく、季節を問わず飲める汎用性が高いアレンジティーです。ショウガはショウガパウダー、レモンは市販のレモン汁でも代用でき、気軽に作れるのも嬉しいポイントです。
材料(2杯分)
- 紅茶の茶葉…6g
- お湯…300mL
- ハチミツ…大さじ2~3
- すりおろしショウガ…小さじ1
- 薄切りレモン…1枚
作り方
- 茶器に茶葉を入れ、お湯を注いで2~3分蒸らす
- 茶葉をこしながらカップにお茶を注ぐ
- ハチミツ、すりおろしショウガを入れて軽くかき混ぜる
- 薄切りレモンを浮かべて完成
アレンジティー②スパイスクリームティー
スパイスクリームティーは、スパイスをふんだんに使ったミルクティーです。ピリッとした辛みが効いて、体が温かくなりますよ。ホイップクリームの代わりに、泡立てたミルクでも問題ありません。お好みでラム酒やブランデーを垂らすとぐっと大人のお茶に仕上がります。少し濃いめにお茶を煮出すことが美味しくいれるコツです。茶葉はアッサムのCTCタイプを使うとより美味しくいれられます。
材料(2杯分)
- 紅茶の茶葉…8~10g
- 水…250mL
- 生クリーム…50mL
- シナモン…適量
- ブラックペッパー…適量
- ラム酒やブランデー…お好みで
作り方
- 鍋に水を入れ、火にかける
- 沸騰したら茶葉を入れ、3~5分間煮出す
- 火を止め、茶葉をこしながらカップに注ぎ入れる
- ホイップした生クリームをお茶の上に乗せる
- シナモン、ブラックペッパーを振りかける
- お好みでラム酒やブランデーをひと垂らしして完成
ボタニ子
ボタ爺
CTCとは「Clash(砕く)」「Tear(引き裂く)」「Curl(丸める)」の略で、細かく裂いて丸めた茶葉のことをいうんじゃよ
次のページでもアレンジティーのレシピを見ていきましょう!
CTCタイプの茶葉ってなんだろう?