アガベシロップとは？ダイエットに最適な理由やおすすめの使い方を紹介

どのような食品にもいえることですが、適切な量を適切なタイミングで摂取すること大切です。ダイエットの効果を求めるあまり、過剰摂取したり、極端な食事制限をしたりするのは避けましょう。アガベシロップにもほかの健康食品同様、メリットとデメリットがあります。

アガベシロップを血糖値が上がらないからといって多量に摂取すると、当然カロリーオーバーの可能性があります。アガベシロップのカロリーは、砂糖とほぼ同等です。ただし、砂糖に比べて甘いため、使用量が減らせ、結果として摂取カロリーをダウンできます。砂糖の代わりとして使う場合は、砂糖の1/3～2/3量を使用しましょう。

アガベシロップは、消化器官や血液中ではなく、肝臓で分解されます。そのため、血糖値の急上昇が起こりません。その代わり、過剰に摂取すると肝臓や心臓に負担がかかるといわれています。一方、砂糖などの糖は、口や消化器官に取り込まれる最中にどんどんと分解がすすむため、肝臓に負担がかかりません。しかし、血糖値は上がります。適切な糖類を適量楽しむというのが健康には重要です。

アガベシロップの味は自然な甘さなので、どんな食べ物にもあわせやすいといえます。ハチミツやメープルシロップ、砂糖を使う場面で置き換える使い方がおすすめです。砂糖よりも甘いので、量を減らして使いましょう。

アガベシロップは、はちみつやメープルシロップの代わりにおすすめです。朝食のグラノーラやオートミールの上からアガベシロップをかけるだけでカロリーダウンした低GIの一皿が完成しますよ。

アガベシロップはサラサラとした液体で、水に馴染みやすい特徴があります。そのため、コーヒーや紅茶、スムージー、酒などドリンクに入れる使い方もおすすめです。甘い飲み物は血糖値が上がりやすい食品なので、低GI食品であるアガベシロップでコントロールするのは効果的といえます。

アガベシロップは、肉じゃがや炒め物など甘辛い料理にも使えます。砂糖やみりん、照りだしのはちみつの代わりに加えましょう。違和感なく、甘みを引き出してカロリーカットにもつながるでしょう。

アガベシロップの保存方法は、はちみつやメープルシロップと同じです。高温多湿を避け、直射日光の当たらない場所で保存します。開封後はほかのシロップ同様、早めに使い切りましょう。

一口にアガベシロップとしっても、リュウゼツランから樹液を抽出する方法や、ろ過の細かさなどによって微妙に成分組成が異なります。商品の成分表示を確認し、自分にあった商品を探してみましょう。

アガベシロップが世界に知れ渡るようになったとき、「血糖値を上げない」「いくら食べても太らない」奇跡の甘味料かのように取りざたされました。しかし、当然そのようなことはありません。ダイエットや健康的な食生活には、さまざまな食品をバランスよく食べることが何よりも重要です。アガベシロップのメリット・デメリットを正しく理解し、豊かで健康的な食生活を目指しましょう。