小松菜の再生栽培【準備】
小松菜の水栽培には、深さのある容器(コップなど)を使いましょう。平らな容器では、小松菜が倒れて水に沈むことがあります。コップなどを用意するのが難しい場合は、リボベジ用の容器を手作りするのもおすすめです。リボベジ用の容器は、ペットボトルにひと手間を加えるだけで簡単に作れます。
ペットボトルで栽培容器の製作
材料
- 500mLのペットボトル:1本
- 輪ゴム:2本
- はさみ
- カッター
- 軍手
やり方
- ペットボトルを下から5~6cmのところで切る
- 1に等間隔で4カ所切り込みを入れる
- 2本の輪ゴムをそれぞれ対角線上の切り目に通す
- 切り口が気になる場合は、ビニールテープなどを貼る
ボタニ子
輪ゴムで仕切ることで小松菜が倒れにくくなるから、楽に手入れできるよ。4つの空間に小松菜を1束ずつ入れて育ててね。
ボタ爺
束の太さによっては、4束入れるのが難しいこともあるぞい。その場合は、2つに仕切るだけで大丈夫じゃよ。
小松菜の再生栽培【栽培日記】
ここからは栽培日記を紹介していきます。今回は根付きの小松菜が用意できないため、根が切られたものを使います。栽培時期は春ですが、寒冷地のため栽培開始時にはまだ雪が降っていました。しばらくは室内のよく日の当たる場所で管理し、暖かくなったらベランダで育てる予定です。
栽培者のプロフィール
小松菜の再生栽培1日目:栽培開始(3月8日)
小松菜の再生栽培2日目:水替え(3月9日)
小松菜の再生栽培13日目:発根(3月20日)
小松菜の再生栽培23日目:植え付け(3月30日)
ボタニ子
すぐに収穫しなくても大丈夫かな。小松菜のつぼみは美味しく食べられるものの、収穫のタイミングを逃さないといいけれど…。
小松菜の再生栽培76日目:開花(5月22日)
ボタ爺
プランターの置き場所をずらしても葉が復活できないなら、肥料不足や病気などが原因かもしれんのう…。
ボタニ子
収穫できないのは残念だけど、せっかくだから観賞用として花を楽しもう。
ボタ爺
花が咲いた後の小松菜から種がとれることもあるぞい。なかなか難しいけれど、自家採種に挑戦するのもおすすめじゃ。
【番外編】小松菜の再生栽培:過去の収穫
草丈20cmほどになったら、葉がかたくなる前に収穫しましょう。特にトウ立ちしやすい春には、時期を逃さないよう注意してください。
小松菜の再生栽培を楽しもう
食べ終わった小松菜は、新鮮なうちに再生栽培に利用しましょう。再生栽培はやり方も比較的簡単で、園芸初心者にもおすすめです。水栽培に適した容器がなければ、ペットボトルで手作りもできます。栽培中はよく日の当たる場所で管理し、無事に発根したらプランターなどに植えてくださいね。
ボタニ子
ぜひ畑やプランターで小松菜をたくさん育ててみてね。一度に食べきるのが難しい場合は、冷凍保存もできるよ。
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出典:筆者撮影