モニラリアの育て方!うさ耳の多肉植物を実生で種から栽培するコツは?

モニラリアの育て方!うさ耳の多肉植物を実生で種から栽培するコツは?

うさ耳が伸びるように成長する植物、モニラリアをご存知ですか?今回はモニラリアの実生による育て方、植え替え方法、挿し木による増やし方や発芽しないときの対処法などを紹介します。うさぎのような可愛らしい植物なので、ぜひ栽培に挑戦してみましょう。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.モニラリアとは
  3. 3.モニラリアの育て方
  4. 4.モニラリアの増やし方
  5. 5.モニラリアのよくあるトラブル
  6. 6.まとめ

モニラリアの仲間

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多肉植物であるモニラリアは、水が少ない環境でも成長できるように葉や茎に水を貯めています。多肉植物がプニプニした独特の感触なのは、苛酷な環境でも水を保持できるようになっているためです。ほとんどの多肉植物には、その性質があるといわれています。それではモニラリアと同じ多肉植物には、どのような仲間が存在するのかを見てみましょう。

サボテン

多肉植物の代表格でもあるサボテン。平べったいウチワサボテンや、丸いコリファンタサボテンなどがあります。サボテンは、トゲの隙間から花を咲かせる姿が特徴的ですね。

アロエ

ギザギザの葉が特徴的なアロエも、モニラリアと同じ多肉植物の仲間です。アロエの葉を切り落とすと、多量の水分がでてきますよ。一度、試してみてください。

ベンケイソウ

エケベリアやカラコンエなどを含むベンケイソウ科の植物も、モニラリアと同じ多肉植物です。中でもカネノナルキは、観葉植物としても人気ですね。

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モニラリアの育て方

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モニラリアは苗として売られている機会が少なく、実生栽培をするのが一般的です。実生栽培は難しいように思われますが、きちんと管理してあげれば簡単ですよ。手に入るならば苗を購入して育てるのもよいですが、ぜひ実生栽培に挑戦してみましょう。実生栽培のコツを紹介しますので、参考にしてみてください。

実生ってなに?種はどこで手に入るのかな?

実生(みしょう)は、植物を種から育てることだよ。種は通販での購入が便利です。栽培キットもあるみたいだから、活用してみてね。

育て方①栽培環境

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多肉植物は暑さに強いイメージがあるかと思いますが、モニラリアはそれほど暑さに強くありません。栽培環境は、直射日光が当たらない明るい日陰がよいでしょう。また湿気も苦手なので、風通しのよい場所で栽培してください。屋内で育てる場合は、天気のよい日は外に出してあげるようにしましょう。

育て方②種まきと用土

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モニラリアの種をまいてみましょう。種は、土の上に並べるように置いていきます。覆土は必要ありません。種まきの時期は選びませんが、モニラリアは、夏に休眠期を迎えます。この時期は発芽率が悪くなるといわれているので、夏は避けたほうがよいでしょう。比較的涼しい寒冷地なら、夏でも種まきが可能ですよ。どの品種も種がとても小さいです。取り扱いには気をつけてくださいね。

種をまいたら、土が乾燥しないようにラップなどを被せるといいよ!

種をまいてから、およそ一週間程度で発芽します。環境によっては多少ずれることがあるから、日数は目安としてください。

用土はなにがよい?

栽培キットなどを購入すると、用土が付属している場合があります。そちらを使用するのもよいですが、用土の量が少ないと感じた場合には、多肉植物用の用土がおすすめです。野菜用の用土でも栽培が可能なので、どちらか手に入りやすい用土を使用してください。

育て方③水やり

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発芽するまでは乾燥に気をつけて栽培します。モニラリアの種はとても小さいので、ジョーロでの水やりでは流れていってしまう可能性があります。霧吹きまたは腰水がよいでしょう。成長してうさぎのフォルムになるまでは、1日一回水やりをして、日当たりのよい場所で管理してください。

深めの受け皿を使って、鉢ごと水につけるのが腰水だね!

霧吹きを勢いよく使うと種が飛んでしまうかもしれないから、土から少し離して丁寧にスプレーしてね。

育て方④夏の管理方法

フリー写真素材ぱくたそ

モニラリアは夏は休眠します。この時期は成長を感じられず、枯れてしまったと思うかもしれません。根が枯れていなければ、秋に再び成長をはじめます。水やりは控えて、涼しい日陰で管理しましょう。屋内で栽培している場合は、エアコンを上手に活用するのもよいですね。

次は「育て方⑤植え替え」について紹介します!

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モニラリアの増やし方

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