自動水やり機とは
自動水やり機とは、その名の通り植物への水やりを自動で行ってくれる装置です。様々な形式の水やり機があり、芝生や畑といった広範囲の水やりに対応できるものから、小さな鉢植えなどの水やりに対応できるものなどが発売されています。人が手を加えずとも自動で毎日水をやってくれるので、旅行や出張で家を開けがちな方はもちろん、家庭菜園を始めたけど毎日の水やりを忘れてしまうといった方にもおすすめできる装置です。
水栓式の自動水やり機
【Amazon.co.jp限定】 タカギ(takagi) 散水タイマー 自動水やり かんたん水やりタイマースタンダード(SK) 自動散水機 タイマー予約 GTA111SK 【安心の2年間保証】
参考価格: 8,665円
水栓式の自動水やり機は、自宅の外に備え付けられた水道に取り付け、決まった時間の間だけ栓を開けて散水してくれる装置です。水道を水源とするため、水が切れてしまうことがなく、また広い範囲に水をやることが可能です。
水漏れに注意
水道に取り付けて常に水を流し続けているので、ジョイント部分の結合が不完全だと水漏れすることがあります。水漏れに気づかずに放置すると余分な水道代を使ってしまいますのでしっかりと接続させるように注意しましょう。水道に接続した後、本格的な使用にうつる前に一度通水して水漏れがないか確認し、使用を始めた後も定期的に確認することをおすすめします。
タンク式の自動水やり機
タンク式の自動水やり機は、自分で水を入れたタンクを水源として植物に散水してくれる装置です。こちらもタイマーを使って水をやる時間帯などを設定できます。水道を必要としないため、ベランダなどにも設置できるのがメリットです。
水の補充が必要
タンクの水が切れてしまうと水をやれなくなってしまうので定期的に水を補充しなければいけない他、花壇や鉢植え、畑の数が多いと水をやるためのコードが足りなくなってしまうというデメリットもあります。ですが、商品の種類によっては大容量のタンクを備え、補充を頻繁に行わなくてよいものや多数のアタッチメントを有し、様々な種類の植物に対応できる商品もあります。
自動水やり植木鉢
最近では、自動水やり機ではなく自動水やり植木鉢も登場しています。こちらはアメリカで開発された商品なのですが、なんとスマホと植木鉢を連携させることができます。自分のスマホに専用のアプリを導入することでスマホから植木鉢の状態を確認することができ、植物に必要な水量を自分で判断し、水やりの量を調節します。もちろん水は自分で補充しなければいけませんが、一度の補充で最大一か月の間自動で水をやってくれるそうです。どこへ行ってもスマホ一つでガーデニングや園芸ができるというのはとても魅力的なのではないでしょうか。
自動水やり機の電源
自動水やり機はもちろん電気がなければ動きませんので、電源が必要です。コンセントから電気をとるのが理想ですが、自動水やり機は家の外に設置することが多いので、いくつかの乾電池を装置に挿入して電源とするのが一般的です。乾電池が切れてしまうと水やりができなくなってしまうので電池の容量は定期的に確認をするようにしましょう。また、価格は高くなりますが太陽光から電気をとって半永久的に稼働するタイプの自動水やり機も発売されています。
便利な雨センサー
自動水やり機で水をやっていると、ついつい雨の日も水をやってしまって植物の水が多くなってしまいます。水をやりすぎると植物は枯れてしまうので注意をしなければいけないのですが、一部の自動水やり機には雨や水分を感知してくれるセンサーがついているものがあります。このセンサーがついている水やり機は雨などの水分を感知し、水やりが必要ないと判断した日は水やりをしないようにしてくれます。とても便利な機能ですが、やはり価格が上がってしまうのが難点です。
ボタニ子
次のページからは実際に発売されている自動水やり機の中から選んだおすすめを紹介していくよ!
おすすめの自動水やり機①
セフティー3 散水簡易タイマー SST-1
こちらは水栓式の自動水やり機です。取り付けも非常に簡単で、今まで自動水やり機を使ったことがないという方にもおすすめです。タイマーはついていないので、この時間帯に一定時間散水させるといった規則的な動作はできませんが、つまみをひねるだけでひねった分の時間だけ自動で花壇や鉢植え、畑などに散水してくれます。水道を必要とするため水道のないベランダには設置できませんが、価格もお手頃なのでとりあえず自動で水やりをしたいという方におすすめです。
おすすめの自動水やり機②
セフティー3 散水タイマー 電池式 芝生・鉢植え・畑用 スタンダード SST-3
参考価格: 4,285円
セフティー3 散水タイマー SST-3
こちらも水栓式の自動水やり機です。タイマーがついており、散水する時間帯や間隔、何分間散水するかを細かく設定することができます。さらにこちらの装置はスプリンクラーで広範囲に水撒きするため、芝生やそれなりに規模の大きい畑、たくさんの鉢植えなどに効果的な水撒きをすることができます。多少値は張りますが、本格的にガーデニングや園芸をやりたいという方は購入してみてはいかがでしょうか。
出典:写真AC