リトルミッシーの育て方③(管理場所)
リトルミッシーはグランドカバーとしてとても人気の多肉植物なので、ご自宅に地植えをされている方も多くいます。しかし、今回は室内で育てていく際の管理方法をご紹介します。お部屋の中にグリーンがあるととても癒されますし、気分がさわやかになります。いつも目に入る場所にお気に入りの植物を飾って、丁寧な暮らしをしてみるのはいかがでしょうか?
日当たりのいい窓辺
リトルミッシーは太陽の光が大好きです。なるべく日当たりのいい窓辺でたくさん光を浴びさせてあげましょう。間取りの関係で置きたい場所にあまり日が当たらない場合は、たまに外に出して日光浴をさせてあげるといいでしょう。その際、日差しがあまりきつくない午前中がおすすめ。普段と違う環境では植物もストレスを受けてしまうので注意が必要です。
冷房や暖房の風が当たらない場所
乾燥を好むと言ってもやはり冷房や暖房の風は苦手です。冷房や暖房の風は乾燥していますし、長時間エアコンの風に当たってしまうと枯れる原因になります。なるべくエアコンの風が直接当たらない場所で管理するのがいいでしょう。
寒くなりすぎない場所
温暖な地域では問題ないですが、寒い地方では寒さ対策が必要です。冬場など室温が5℃以下になる場合は株が弱ってしまう事があります。窓辺は室内の中でも気温が低くなりがちなので注意が必要です。窓辺が寒い場合はカーテンをしっかり締め、素焼き鉢に植えるなど保温をするといいでしょう。
リトルミッシーの育て方④(株分け)
リトルミッシーの増やし方
お気に入りの植物はたくさん増やしたいですよね。もし万が一トラブルがあって枯れるような事があればショックを受けてしまいます。しかし、保険株としていくつか鉢を増やしておくと安心です。成長期の春と秋が増やすチャンスですので、ぜひたくさん増やしてみて下さい。
株分けの植え方
リトルミッシーの株分けのやり方はまず、植えてある鉢からそっと抜き取ります。そして、取り出した株の根についた土を丁寧にはらい落とします。この時、古い根があれば取り除いておきます。そのあと、二つに手で引き裂いていくのですが、それぞれの株に芽が残るように分ける事が大切です。もし手で分けられない場合は、はさみを使い切り分けます。最後にそれぞれ鉢に土を入れ植え付けて完了です。
株分け後は?
なお、植え替えの時期に合わせて株分けをすると、成長期のため根が受けたダメージの回復が早くなります。また、植えつけが完了したら1週間ほど水やりはしません。風通しの良い所で休ませてあげましょう。その後は通常通り土が乾いたら水をたっぷりあげていきます。
株分けのコツ
- 鉢から丁寧に取り出す。
- それぞれの根にいくつか芽がついているように分ける。
- 古い根は取り除いておく。
リトルミッシーの挿し芽の植え方(剪定)
ボタニ子
挿し芽と言われる方法は、伸びてしまった茎を剪定(カット)して土にさす増やし方です。この方法ではカットした先も残っている元の部分も両方育ちます。また、リトルミッシーは伸び過ぎると栄養がうまく全体に回らず、枯れる原因になる場合があります。伸びてきたなと思ったら定期的に剪定して整えてあげると元気に育てながら増やす事ができます。
挿し芽のやり方
方法はまず茎を5cmくらいにカットします。そして挿し芽用の土に挿していきます。長くて真っすぐに挿せない場合は横に寝かせてもOKです。その場合は上から少し土を掛ける植え方をしましょう。2週間~20日くらいすると発根するので、根が出てきたら鉢へ植え替えます。
挿し芽の方法
- 茎を5cmくらいにカット。
- 挿し芽用の土に挿す。
- 根が出たら鉢に植え替える。
まとめ
リトルミッシーはグランドカバーとして地植えをしたり、他の多肉植物と寄せ植えしたりと重宝されていますが、単体でもとっても可愛い多肉植物です。初心者でも水やりのコツをつかめばとても簡単に育てる事ができます。また、自分で株分けや剪定をし、増やす事ができるのも多肉植物の楽しみのひとつです。植え替え時期にたくさん増やして可愛い花をいっぱい咲かせましょう!多肉植物を育てた事がない方もぜひリトルミッシーから育ててみてはいかがでしょうか?
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株分けの他にもう一つ『挿し芽』という方法があるのでこちらもご紹介します!