ナラガシワのどんぐり
クヌギとナラガシワのどんぐりの見分け方は、殻斗とどんぐりの形で見分けられます。ナラガシワの殻斗は、コナラと同じくうろこ状をしています。コナラとの違いは、うろこが立体的で大きいというところです。
ミズナラのどんぐり
クヌギとミズナラのどんぐりの見分け方も、殻斗とどんぐりの形で見分けられます。ミズナラの殻斗はうろこ状で、どんぐりの形はナラガシワより細いです。また、ミズナラの分布は自生地が高所であることからクヌギの木がある場所とは違います。
ウバメガシのどんぐり
クヌギとウバメガシのどんぐりの見分け方は容易に行うことができます。ウバメガシの殻斗はうろこ状であり、どんぐりも丸いというよりは太っているという感じです。コナラのどんぐりに似ていますが、コナラとは違い、どんぐりの形が左右対称ではないことから見分けることができます。
マテバシイのどんぐり
クヌギとマテバシイのどんぐりの見分け方も容易にできます。マテバシイの殻斗はうろこ状であり、コナラに似ていますが、マテバシイのどんぐりには表面が白いうろ状のものに覆われています。また、コナラと違う特徴は、マテバシイのどんぐりのおしりは、へこんでいるというところです。
シリブカガシのどんぐり
ジリブカガシは、クヌギよりマテバシイのどんぐりに似ています。殻斗はうろこ状で、どんぐりの表面は白いうろ状のもので覆われています。マテバシイとの見分け方は、どんぐりの形がマテバシイよりはやや丸いというところで見分けることができます。
スダジイのどんぐり
クヌギとスダジイのどんぐりは、見ただけで見分けられます。スダジイのどんぐりは、殻斗に完全に覆われているのです。
ツブラジイのどんぐり
ツブラジイのどんぐりは、スダジイに似ています。スダジイと同じく殻斗にどんぐりが覆われているのです。見分け方は、ツブラジイはスダジイより、どんぐりの形が丸いことから見分けることができます。
シラカシのどんぐり
シラカシのどんぐりは、殻斗が縞模様をしています。その殻斗もしっかりと被っています。
アカガシのどんぐり
アカガシのどんぐりは、シラカシと同じく殻斗が縞模様をしています。シラカシとの見分け方は、殻斗に毛がはえているのか、いないのかで見分けることができます。殻斗に毛がはえていたら、それはアカガシのどんぐりです。
アラカシのどんぐり
アラカシのどんぐりは、シラカシと同じ殻斗が縞模様で、毛もはえていません。シラカシとの見分け方は、殻斗をしっかり被っているかどうかです。また、シラカシより縞模様がはっきりしていないのも特徴です。
ウラジロカシのどんぐり
ウラジロカシのどんぐりも、シラカシと同じ縞模様で、毛がはえていません。シラカシのどんぐりに似ていますが、殻斗の被り方がシラカシよりも浅い、どんぐりの形が細いということが見分ける特徴です。
イチイガシのどんぐり
イチイガシのどんぐりは、アカガシと同じ縞模様で、殻斗に毛がはえています。アカガシとの違いは、イチイガシには、殻斗だけではなく、どんぐりに自体にもうっすらと縞模様が見ることができることです。
ツクバネガシのどんぐり
ツクバネガシも、イチイガシと同じく縞模様、毛がはえる、どんぐりにも縞模様です。イチイガシとの見分け方は、どんぐりの形が丸いということで見分けることができます。
オキナワウラジロガシのどんぐり
オキナワウラジガシは、日本で一番大きなどんぐりです。また、分布が奄美大島以南と沖縄本島なので見分けるのは容易にできます。殻斗は縞模様です。
ハナガカシのどんぐり
ハナガカシの分布は四国や九州のごく限られた地域だけです。希少種でレッドデーターブックに登録されています。殻斗は縞模様です。
続いて、クヌギの利用方法や用途を紹介!