西洋ニンジンボクとは
西洋ニンジンボクは、洋風ガーデンで親しまれている植物です。涼しげで可憐な花を咲かせるため、多くのガーデナーに愛されています。また、西洋ニンジンボクは切り花としても楽しめる植物です。
西洋ニンジンボクの基本情報
名前 | 西洋ニンジンボク |
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英名 | Chaste tree |
科名/属名 | シソ科/ハマゴウ属 |
原産地 | 西ヨーロッパ |
分類 | 落葉低木 |
開花期 | 6月~11月 |
樹高 | 3~6m |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 強い |
西洋ニンジンボクの名前の由来
西洋ニンジンボクは、漢字で「西洋人参木」と書きます。チョウセンニンジンの葉の姿と似ている木という理由で「ニンジンボク」といわれています。ヨーロッパから伝わった木のため、日本では「西洋ニンジンボク」と呼ばれるようになりました。
ボタニ子
花の形がニンジンに似ているから、というわけではないんだね!
西洋ニンジンボクの特徴
西洋ニンジンボクは、花、香りが特徴的です。育てるうえで、特徴は知っておきたいポイントです。ここでは、西洋ニンジンボクの特徴を見ていきましょう。
特徴①花の色
日本で多く植えられている西洋ニンジンボクの花は、青色をしています。また、白やピンクの花を咲かせる種類もあります。西洋ニンジンボクのピンク色はとても希少なものといわれているため、入手するのは難しいでしょう。
特徴②香り
西洋ニンジンボクの花の香りは、夏に似合う甘い香りがします。葉の香りはいい匂いとはいえませんが「くさすぎて我慢ができない」というほどではありません。西洋ニンジンボクは顔を近づければほのかに香る程度で、住宅街やマンションなどでも安心して育てられます。
出典:写真AC