観葉植物のインテリア実例10選！グリーン系で統一感をもたせよう！

「グリーンのある暮らし」に憧れる人はいると思いますが、手間がかかるのでは？と思ったり、何からやっていいのかわからない人も多いのではないでしょうか。そんな人でもコツを知れば気軽に植物を暮らしの中に取り入れられますよ。また、暮らしにグリーンを取り入れることはおしゃれになるだけでなく、体によい効果も期待できます。グリーンを使った実例をあげながらご紹介するので、参考にしながらぜひ楽しんでくださいね。

アメリカNASAの研究で観葉植物には空気をきれいにしてくれる、空気浄化能力があることがわかっています。その中でも空気清浄効果の高い50種類ほどの植物をエコプラントと呼んでいます。空気中の有害物質（ホルムアルデヒド、ベンゼン、トリクロロエチレンなど）も吸収しシックハウス対策にもなるといわれています。

観葉植物には根から吸い上げた水分を水蒸気にして発散される「蒸散」という働きをしています。吸い上げた水分が茎を通って葉にある「気孔」という微細な穴から吹き出すのです。しかし、冬の場合はそもそも乾燥しすぎているので、加湿させるほどではありません。加湿器との併用で室内の加湿に貢献するでしょう。

森林にいったときにリラックスした経験はありませんか？それは樹木などから放出される「フィトンチット」と、呼ばれる森林浴効果によるものです。また、緑の中にいると心理的にリラックスできるのは、脳内にα波が増幅されるためという実験結果もあります。

観葉植物をインテリアにしたい時に考えるのは、温度管理や水やりなどのなるべく手間のかからない植物ではないでしょうか？観葉植物の多くは熱帯や亜熱帯などの、温帯地域が原産のものが多いのですが、高山など低温の地域や乾燥した地域の植物もあるので室内でも充分に育てられます。そこで空気清浄やリラックス効果が高いといわれる、「エコ・プラント」中から5点をご紹介します。

日陰・日向のどちらでも元気に育つので、室内のインテリアとして人気のある観葉植物です。特徴は生長が早く剪定にも強いので、コンパクトに育てたい場合は思いきって剪定し、大きく育てたい場合はそのままでも1.5m以上にもなります。幹をねじって編む育て方もあるので、オシャレなインテリアにもできます。

ハワイアンキルトの図柄のような深い切込みのある葉が特徴的です。卓上サイズから2mにまでなるので、お部屋の広さや場所によって選べて幅広く楽しめます。耐陰性があるので室内に向いてますが、窓辺の日当たりのよい場所などが見栄えがいいでしょう。

耐陰性が強く乾燥気味で育てられる植物です。生長するとつる状になるのでハンキングバスケットで、天井からつるしてもよいし、短くカットし小さい鉢に入れてキッチンなどに置いても素敵です。

耐寒、耐暑、乾燥全てに強い観葉植物なのがカポックです。100円ショップで小さなカポックを購入し、特に手をかけなくても大きく育つほどです。上の方に葉を残し幹を活かした育て方や、剪定しながらテーブルサイズにしておく育て方などバリエーションが多い植物です。

マイナスイオンを出してくれる観葉植物の代表で人気の植物です。玄関先などに置いておけば、こもりがちなエリアもさわやかになります。初心者でも育てやすい植物ですが寒さと湿気がとても苦手です。室温が10℃以下ではない室内なら大丈夫です。

マンションなどは白を基調としたシンプルなお部屋が多く、自分の好みでインテリアをそろえやすいでしょう。特にグリーンやナチュラルなものはとても合わせやすく、暮らしの中のおしゃれなインテリアとして取り入れやすいと言えます。鉢をそのまま置くのではなく飾り方を少し工夫すると、ハイセンスでおしゃれな部屋にすることができますよ。

つる系やシダ類の観葉植物をハンキングバスケットや吊り鉢用のネットなどに入れて、窓辺や壁、天井から下げてグリーンを楽しめます。マンションなど釘が打てないお部屋でも、窓のカーテンレールや窓枠の縁などにS字フックをかければ吊るすことができます。穴の目立たない耐久性のあるフックも売っています。

殺風景な白い壁に絵画や写真を飾るように、グリーンを使った壁掛けフレームを飾ってみませんか？土を使わずに育てられる専用の観葉植物も流通しているので、気分を変える楽しみもあります。見た目にもとてもおしゃれな部屋に大変身です。

大きさや高さを変えたグリーンや、他に育てている花や多肉植物と窓辺に並べてあげたら、とてもかわいらしいでしょう。耐陰性がある植物でも少し日にあててあげると、丈夫に育ってくれます。小物やフォトフレームなども一緒に置いてみてください。

大きな観葉植物は限られたスペースにいくつも置けませんが、テレビの横や部屋の角などに置くと存在感がありながら、目に入るとホッとさせる効果もあります。写真のように大きさが微妙に違うものを対称にして置くと、部屋全体に落ちつきがでます。

グリーンを使った「吊る」「掛ける」「並べる」の3つの飾り方を組み合わせて、複数飾りをしたらそれだけでもおしゃれな暮らしの演出ができます。レコードやCDのジャケットとグリーン、骨董とグリーンなど趣味の物と組み合わせるなどイメージはふくらみます。