フィカス・ベンガレンシスとは
フィカス・ベンガレンシスとは世界に800種類はあるといわれるフィカス属の一種です。丸みを帯びたかわいらしい葉と、成長するにつれ白っぽくなる幹が特徴です。新芽も出やすく、成長はそこまで早くはありませんが育てやすくて丈夫な観葉植物で、とても人気があります。今回はそんなフィカス・ベンガレンシスの育て方や、枯らさないためのコツなどをご紹介します。
フィカス・ベンガレンシスの基本情報
科 | クワ科 |
属 | フィカス属 |
原産地 | 東南アジア、インドなど |
和名 | ベンガルボダイジュ |
注意点 | 寒さにやや弱い 直射日光に注意 |
フィカス・ベンガレンシスの特徴
フィカス・ベンガレンシスは独特なフォルムと白い幹が特徴の人気の観葉植物です。こう見えて実はゴムの木やイチジクと同じ仲間であるため、白い樹液にむやみに触ると皮膚がかぶれることがあるので注意が必要です。そのため剪定などの作業をするときには、エプロンや手袋を忘れずに装着する必要があります。小さいお子さんやペットがいる場合には触らないよう注意しましょう。育てる難易度自体は低く、初心者でもコツさえつかめば簡単に育てられることも特徴の一つです。
フィカスとは?
フィカス・ベンガレンシスのフィカスって何だろうと、疑問に思った方もいるかもしれませんね。フィカスとはクワ科の一種であり、フィカス属に分類される植物は実に800種類以上もあります。日本にも多数出回っています。市場に出回っている多数のフィカス属は育てやすいことが特徴です。葉の形状や幹の具合、フォルムなどが種類によって違ってくるため、自分の好みに合ったフィカスを見つけることができるでしょう。
ベンガレンシスとは?
ベンガレンシスというのは、フィカス属の一種です。丸みを帯びた葉や白い幹のかわいらしい植物で、原産地のインドでは樹齢250年を超えるような大木もあります。そういった木は樹高30mを超すものもありますが、日本で流通しているものは室内でも育てられるサイズになります。またベンガレンシスの中には、育てやすさは変わりませんが、葉の形が少々変わった希少品種も流通しています。
フィカス・ベンガレンシスの育てやすさは?
フィカス・ベンガレンシスは、直射日光や水不足などに気を付けるだけで、育て方に特別手間がかかるようなことはありません。育てやすさでいえば、初心者でも育てられるほどです。そのため自分の家のインテリアだけでなく、贈答用としても人気があります。また病気もそこまで出ないうえに、注意していれば害虫も防げます。ただし、いくら育てやすさの難易度が低い植物であっても枯れることはあるため、基本的な育て方はチェックしておくことをおすすめします。
初心者にも育てられる
初心者にも育てられるのがフィカス・ベンガレンシスの人気の理由の一つです。難易度が低いため、観葉植物は育ててみたいけど初めてだから不安、という人にもピッタリです。新芽も出やすく育てやすさが特徴ともいえる植物であるため、植物を育ててもすぐ枯れてしまう、という人もぜひ一度挑戦してみてはいかがでしょうか。
次のページでは、フィカス・ベンガレンシスの育て方をご紹介します。