よもぎの育て方!効能が高いとされるヨモギを家庭で栽培するコツは?

よもぎの育て方!効能が高いとされるヨモギを家庭で栽培するコツは?

よもぎは優れた効能を持ち「和製ハーブ」とも呼ばれています。ここでは、よもぎの基本的な育て方とよもぎの採取・保存方法を、よもぎの特徴やよもぎの持つ高い効能も交えながら紹介します。育て方は、自生するよもぎを苗にして家庭でも簡単に栽培できる方法です。

記事の目次

  1. 1.よもぎとは?
  2. 2.よもぎの育て方
  3. 3.よもぎの栽培スケジュール
  4. 4.よもぎの育て方:苗の入手
  5. 5.よもぎの育て方:植え付け
  6. 6.よもぎの育て方:①植木鉢編
  7. 7.よもぎの育て方:②プランター編
  8. 8.よもぎの育て方:水やりと日当たり
  9. 9.よもぎの育て方:植え替え
  10. 10.よもぎの育て方:根を利用した増やし方
  11. 11.よもぎの育て方:病害虫の対処
  12. 12.よもぎの採取方法
  13. 13.よもぎの保存方法
  14. 14.まとめ

よもぎとは?

 出典:写真AC

よもぎは地下茎(ちかけい)で繁殖するキク科の多年草です。全国の日当たりのよい河原や野原、道ばたに自生します。身近な場所に姿を見るおなじみの雑草ですね。季節が夏になる頃には、背丈が1m~1.5m近くまで成長します。そして、8~10月には小さな淡褐色の花をさかせて1mm程度の茶褐色の種を付けます

よもぎは地下茎で繁殖する多年草

出典:筆者撮影

紹介した通り、よもぎは地下茎で繁殖します。開花時期を過ぎた秋から冬の間に、茎や根を地中をはうようにのばします。そして、春先に直立した茎が地上に出てきます。このため、よもぎは群生している場合が多いというわけです。また、よもぎは多年草です。なので、一度植えると毎年収穫を楽しめますよ。よもぎは、家庭で手軽に栽培できるので初心者にもおすすめです。

よもぎの種類!旬は春

出典:筆者撮影

日本には30種類以上のよもぎが自生しています。そのなかでも、一般的によくしられているのが「ヨモギ(カズザキヨモギ)」です。また、草もちにつかわれることから別名「モチグサ」とも呼ばれています。よもぎの葉は、夏を過ぎるころからかたくなるため食用には適しません。なので、食用とする場合の旬は春ということですね。

よもぎの特徴

出典:筆者撮影

よもぎの一番の特徴は独特の香りとともに、鳥の羽のように深く裂けている葉と、灰白色でふわふわした葉の裏の毛です。よく観察すると、葉の裏には綿毛が密集しています。また、よもぎと似て非なるものに「ブタクサ」があります。葉の裏を確認してみて、白いものがよもぎです。ちなみに、よもぎの綿毛を集めたものがお灸の「もぐさ」です。

よもぎの効能

フリー写真素材ぱくたそ

よもぎは漢方では、艾葉(がいよう)とよばれ、食べる、飲む、つける、かおりをかぐなど万能薬として使われています。よもぎ独特の清涼感のあるさわやかな香りにはリラックスを促す効能があります。また、しっとりとうるおいのある若々しい肌を保つ有効成分が豊富に含まれています。よもぎの効能を手軽に楽しむ方法として、足湯や手湯がおすすめです。

よもぎは食べる健康野菜!

 出典:写真AC

よもぎは、ほうれん草やにんじん、かぼちゃなどの緑黄色野菜にも劣らない体に良い栄養素を豊富に含んでいます。長寿地域の沖縄では「ふ―ちばー」と呼ばれて古くから食されています。たとえば、香り野菜としてごはんに混ぜたり、おかずのお浸しにしたり、おやつにしたり。料理のレパートリーも多いので、現代の栄養が偏りがちな食生活においても取り入れたい"スーパー緑黄色野菜"です。

よもぎの育て方

出典:筆者撮影

紹介したとおり、よもぎは多年草です。つまり、季節がめぐった春には、毎年、収穫時期をむかえるということです。よもぎを家庭で育てると、食用としての旬を逃さずに、たっぷりと収穫を楽しめますよ。効能が高く、使い方が多彩なよもぎの収穫が、家庭でいつでも好きな時に楽しめたら嬉しいですよね。ここでは、植木鉢やプランターを使った手軽な育て方を紹介します。

よもぎの栽培スケジュール

栽培スケジュール
春(3月下旬~4月下旬) 苗の採取時期
春(3月~5月) 植え付け時期
3月~夏前まで 収穫時期(新芽・わか葉)
追肥 基本的には不要です

よもぎの育て方:苗の入手

フリー写真素材ぱくたそ

紹介する育て方は、自生しているよもぎを根ごと採取して苗とし、植木鉢やプランターに植え替える方法です。よもぎの苗は通信販売などでも入手できますが、自生している苗を植木鉢やプランターに植え替えする育て方は、コストもかからず手軽でおすすめの方法です。ではさっそく、よもぎの苗を採取する季節から紹介します。

よもぎの苗を採取する季節は?

出典:筆者撮影

自生しているよもぎの苗を採取して植え替える季節は、春の気候のよい頃(3月下旬~4月下旬)ごろです。また、翌年の新芽を楽しむのであれば、過ごしやすくなる秋の(8月下旬~9月下旬)ごろ植え替えて秋から冬の間に根が伸びるのを待ってもよいでしょう。

よもぎの苗を採取する場所は?

出典:筆者撮影

高い場所や海沿いなどに生えているよもぎは、環境が大きく変わると育ちにくい場合があります。つまり、これから植え替える場所に近い条件のところから苗を採取するということです。

苗の採取は汚染源から離れた場所を選びましょう

また、糞尿や排気ガスなどの汚染源から離れた場所を選びます。農薬・除草剤などがまかれているところや、人の所有地でないかどうかも確かめてマナーを心がけ苗を採取しましょう。

よもぎの苗を採取する方法は?

出典:筆者撮影

よもぎの株はいきいきしているものを選びましょう。自生しているよもぎの根をできるだけ切らないようにして、スコップで掘り起こします。そうして、掘り起こした根に土を十分につけ濡らした新聞紙にくるんでビニール袋に入れます。それから、乾燥させないように持ち帰り植え替えりましょう。

よもぎの育て方:植え付け

出典:筆者撮影

よもぎの苗を植え替える季節は、春の気候のよい頃(3月~5月)が適しています。秋に植え替える場合は(9月~10月)です。よもぎの苗を採取したら、苗が乾燥しないうちに、植木鉢やプランターへ植え替えましょう。

よもぎの栽培に適した土と肥料は?

出典:筆者撮影

よもぎは、路肩や道ばたなどの過酷な環境でもたくましく育ちます。つまり、よもぎは極端な痩せた土地でなければ、土や肥料を選びません。土や肥料は選びませんが、植木鉢やプランターに苗を植え替える際は、庭土と腐葉土または培養土を3対1の割合で混ぜたものを用いましょう。また肥料はゆっくり効くものを土に混ぜます。粒状肥料がよいでしょう。

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よもぎの育て方:①植木鉢編

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