栽培している落花生が枯れる原因
落花生の病気
落花生は病気にかかりにくい植物ですが、まれにそうか病や根腐病などにかかることがあります。病気の原因は水分量が多すぎることにあるため、一回に与える水分量を調節してあげすぎないよう注意しましょう。
落花生の害虫
落花生が発芽したとき、ナメクジが芽を食べてしまうことが多々あります。発芽したばかりのときは、特に注意して管理しましょう。また、落花生は害虫が少ない植物ですが、実がついてからアブラムシ・ハンスモンヨトウ・オオハバコガ・オンブバッタ・ヨウトウムシ・カメムシなどの虫が発生することがあります。もし害虫を見つけたらすぐに駆除しましょう。
落花生の種が発芽しないとき
落花生の種が発芽しない原因
落花生の種が発芽しないときは、水分量の過多または不足が考えられます。土壌が乾きすぎていても発芽できませんし、水分量が多すぎても地中で種が腐ってしまうので発芽することができません。また、種まきが終わってからの水やりのしすぎは、土壌の水分量が高くなり発芽率が下がってしまうので要注意です。
落花生の発芽率を上げるためには
発芽率を上げる方法に、落花生の種を一晩水につけておくやり方があります。畑に植えるときには植える前日に一晩水に浸し、ポットに植えるときには植える約1カ月前に水に浸しておくと発芽率が上がります。水に浸したときは、種まき後の水やりの量を少し減らしましょう。それでも落花生の種が発芽しないときは、種まきの時期を変えてみます。種まき時期は4月~6月の間ですが梅雨時期は湿気が高くなり発芽率が下がってしまうため、5月半ばの中間時期がおすすめです。
栽培した落花生の美味しい食べ方
バターで炒めたり味噌ピーナッツにして食べたりすると、香ばしさを存分に楽しめます。味噌ピーナッツはゴマをふって食べるとより美味しいですよ。また、すり鉢で粉にしたピーナッツにバターを加えて、ピーナッツバターにして食べるのもおすすめです。たくさんのピーナッツが必要で、粉にすることから多少失敗しても問題なく、家庭菜園向けのレシピといえます。
まとめ
落花生の栽培は、コツを掴めば毎年トライできます。実のピーナッツも美味しく、栽培する楽しみがたくさんあります。初めて栽培する方は植え方を少し難しく感じるかもしれません。しかし、美味しいピーナッツを食べるためにぜひ落花生を育ててみてはいかがでしょうか。
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出典:写真AC