セリ科とは?セリ科の植物の特徴や代表的なセリ科の花・野菜を紹介!

セリ科とは?セリ科の植物の特徴や代表的なセリ科の花・野菜を紹介!

セリ科の植物にはどんなものがあるかご存知ですか?実は私たちに馴染みのある野菜「ニンジン」や「セロリ」、「くっつきむし」で有名な雑草もセリ科の仲間なんです。この記事ではそんなセリ科の特徴をわかりやすく解説したうえで、11種のセリ科の植物をご紹介していきます。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.セリ科植物の特徴
  3. 3.代表的なセリ科の野菜
  4. 4.代表的なセリ科のハーブ
  5. 5.代表的なセリ科の園芸草花
  6. 6.代表的なセリ科の雑草
  7. 7.まとめ

代表的なセリ科のハーブ

セリ科のハーブ①パクチー

Photo by Ryusuke Seto

植物分類 セリ科コエンドロ属
葉の形 最初は針状・羽のような形がつくが、成長に伴いミツバに似た形の葉が出てくる
花の色・姿 白い小さな花が傘型につく

日本でのタイ料理、エスニックブームを受けて、すっかり定番のハーブとなったパクチーもセリ科の仲間です。中国では香草(ツァンツァイ)、タイ語ではパクチー、英語ではコリアンダーなどと呼ばれています。パクチーも他のセリ科植物同様、白い小さな花が集まった形で花をつけます。そのあとにできる種は「コリアンダーシード」といって、こちらもスパイスとして多用されます。

セリ科のハーブ②パセリ

Photo bynile

植物分類 セリ科オランダセリ属
葉の形 イタリアンパセリ:三つ葉に似た形
カーリーパセリ:画像参照
花の色・姿 白い小さな花が傘型につく

リゾットやパスタ、スープなどに一振りするだけで食欲をさそう香りが広まる「パセリ」もセリ科です。最も世界で古くから食用されているハーブともいわれています。乾燥パセリがハーブとしては有名ですが、生のパセリもすっきりとした素晴らしい香りを持ちます。縮れている葉を持つカーリーパセリと、葉が縮れていないイタリアンパセリがあります。特にイタリアンパセリはセリ科に特徴的な葉の形をしているのがよくわかります。

セリ科のハーブ③ディル

Photo byjyliagorbacheva

植物分類 セリ科イノンドル属
葉の形 針状・羽のような形
花の色・姿 黄色い小さな花が傘型につく

サーモンやホタテのカルパッチョの上にそっとのせられている小さな葉が「ディル」と呼ばれるハーブで、こちらもセリ科の仲間です。主に生魚の臭み消しに使われることが多く、葉の形はまさにセリ科といえる羽のような形をしています。白い花をつけるセリ科植物が多いですが、こちらは黄色の花をつけます。

セリ科のハーブ④フェンネル

Photo byBuntysmum

植物分類 セリ科ウイキョウ属
葉の形 針状・羽のような形
花の色・姿 黄色い小さな花が傘型につく

ハーブとして見聞きすることも多いフェンネルもセリ科の仲間です。先述したディルと非常に似た見た目をしており、ディル同様に葉を魚の臭み消しとして使用することが多いハーブです。ディルとの違いですが、フェンネルのほうが甘みが強く、フェンネルは茎も食材として使用されます。こちらも花の色は黄色です。

代表的なセリ科の園芸草花

セリ科の園芸草花①レースフラワー

植物分類 セリ科ドクゼリモドキ属
葉の形 針状・羽のような形
花の色・姿 白い小さな花が傘型につく

先述したように、ガーデニングや寄せ植えで人気のレースフラワーもセリ科です。「レース」と名に冠するように白い小さな花が寄せ集まった姿は可憐で、まさに美しいレースのようです。押し花にして花材に使用する人も多い人気の園芸草花です。

セリ科の草花②フランネルフラワー

植物分類 セリ科 アクチノータス属
葉の形 画像参照
花の色・姿 菊のような白い花が先端につく

フランネルフラワーは、茎や葉が産毛のような細かい毛に覆われているので、全体的にシルバーがかって見えます。キク科のような複数の花びらに囲まれた白い花をつけます。ここまでご紹介してきたセリ科の花の形とは違いますが、葉の形はセリ科特有の姿をしています。

代表的なセリ科の雑草

セリ科の雑草①ヤブジラミ

植物分類 セリ科 ヤブジラミ属
葉の形 画像参照
花の色・姿 白い小さな花が傘型につく

ヤブジラミという名前からも、あまり人に好まれていない雑草であることがよくわかります。セリ科に特徴的な葉の形を持ち、花の付き方も白い小花が集まったものです。茂みなどに入ると服に大量の種がついてしまう、いわゆる「くっつき虫」のひとつです。日本全土に分布しています。

セリ科の雑草②シャク

植物分類 セリ科 シャク属
葉の形 画像参照
花の色・姿 白い小さな花が傘型につく

別名ヤマニンジンやワイルドチャービルと呼ばれるシャクも、ヤブジラミ同様、雑草として日本全土に分布しています。シャクの根は山菜として食用が可能ですが、有毒植物である「ムラサキケマン」と姿が非常に似通っており、ひと目で判断することは困難といわれています。誤食すると食中毒の危険もありますので、注意が必要です。

まとめ

Photo bytegrafik

セリ科植物の特徴と、代表的なものを11種ご紹介しました。11種並べて見てみると、確かにセリ科にある特徴「葉の形」「花の姿」「香り(食用のもの)」が共通していることがよくおわかりいただけたことでしょう。何気なく過ごす暮らしの中でも、「この植物は何の仲間だろう」と疑問を持ってみると、「ただの野菜」や「ただの雑草」から1つ踏み込んだ新しい発見があるかもしれませんね。

ricebridgarden
ライター

ricebridgarden

庭いじり、家庭菜園、DIYが大好きな主婦です。庭にキジがきたり、近くにはムササビもいるような田舎に暮らしています。2歳の娘と一緒に庭づくりを楽しんでいます。

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