ゴムの木にはどんな種類がある？育てやすい人気の品種5種をご紹介！

バーガンディはインドゴムを品種改良して作られた園芸品種です。光沢のある暗赤色の葉をしていて、落ち着いた雰囲気を演出してくれます。見た目だけでなく手入れが簡単な点も人気の観葉植物です。特徴のあるゴムの木、バーガンディについてご紹介します。

バーガンディはフランス・ブルゴーニュ産の赤ワインを意味するように、褐色がかった深い赤色の葉をした観葉植物です。インドゴムの園芸品種のため自生はしていませんが、成長力のある木であることから剪定が必要になります。

バーガンディはその特徴ある葉色から、多くの呼び名を持ったゴムの木です。「黒ゴム」や「ロブスタ」「アビジャン」など、すべてバーガンディをさします。一方で「ロブスター」という品種のゴムの木もありますが、このロブスターはバーガンディとは別の品種です。耐陰性もある観葉植物ですが、日当たりが悪すぎるとせっかくの葉色が抜けて緑色に変化することもあります。

ゴムの木の中でも最も丈夫な種類の1つで、初心者でも手入れが簡単なことから人気の高いゴムの木です。マルバインドゴムは通常、デコラの名前で売られていることが一般的です。マルバインドゴムとはどんなゴムの木なのかご紹介します。

マルバインドゴムはインドゴムの枝変わりから誕生した品種です。他のゴムの木と比べ耐寒性が高く、0℃まで耐えられます。さらに耐陰性が高く乾燥にも強いため、どんな場所でも育つ人気品種です。成長力が高くて新芽のつきもよいことから、剪定は欠かせません。

マルバインドゴムは、葉は肉厚で濃い緑色をしています。葉と葉の節間も短めで、剪定の仕方次第でコンパクトにまとめることも可能です。そのままでも丈夫で育てやすい人気の観葉植物ですが、葉に霧吹きなどで適度に水分を与えると、葉を美しい状態に保てます。

マルバインドゴムを品種改良して作られたデコラ・トリコロルは、葉の縁に乳白色のまだら模様が入った美しい品種です。インテリア性も高いことから人気があり、多くのファンがいます。人気の高さに対して流通量は少なく、入手難度は高めです。

ゴムの木はインテリアグリーンとして、手入れがしやすく育てやすい人気の観葉植物です。個性的な品種も多く、選ぶだけでも目移りします。ゴムの木のよさはどのような部屋にも似合うことです。部屋にアクセントが欲しいと思ったら、ゴムの木を一鉢、目につくところに置いてみてください。それだけで部屋の雰囲気を一新できます。