大葉(しそ)の上手な保存方法!長持ちさせるコツは?冷凍がおすすめ?

大葉(しそ)の上手な保存方法!長持ちさせるコツは?冷凍がおすすめ?

大葉(しそ)の上手な保存方法をご紹介します。そのままでは日持ちしにくい大葉も、ちょっとした工夫で長持ちさせることが可能です。冷凍、冷蔵、乾燥などの保存方法や、簡単に作れる大葉を使った保存食のレシピなどをわかりやすく解説します。

記事の目次

  1. 1.大葉の保存方法を知ろう!
  2. 2.大葉の保存方法:冷凍
  3. 3.大葉の保存方法:冷蔵
  4. 4.大葉の保存方法:乾燥
  5. 5.大葉の保存方法:料理
  6. 6.しなびた大葉の戻し方
  7. 7.大葉の保存方法のまとめ

大葉の保存方法:料理

出典:写真AC

大葉を長く保存するにはそのまま保存する方法のほかに、保存食に調理して保存するという方法もあります。これなら大葉を長持ちさせられるだけでなく、いつもの料理にちょっぴり添えるだけで無駄なくおいしく食べられます。手軽に作れるおすすめの保存食をいくつかご紹介しましょう。

料理①大葉の塩漬け

大量の大葉は塩漬けにしておけば、冷蔵庫で2~3週間保存できます。作り方はいたってシンプルで、使う材料は大葉と塩だけです。癖のない味わいで使い勝手もよいので、特に大量の大葉を保存する場合におすすめの方法です。

材料

大葉 30枚
適量

作り方

まずは清潔なタッパーを用意します。タッパーの底全体に塩をひとつまみほどパラパラと入れます。その上に水気をよく切った大葉を並べて、上から塩をまんべんなく振りかけます。あとはこれを繰り返して、ふたをしたら冷蔵庫に入れるだけです。しっかり漬け込むには一週間ほどかかりますが、もちろんその前に食べることもできます。

食べ方

大葉の塩漬けは生の大葉と同様にいろいろな料理に使えます。海苔の代わりにおにぎりに巻いたり、刻んでパスタに混ぜ込んだりと、アイデア次第でレシピの幅も広がるでしょう。チーズに巻いてお酒のおつまみにするのもおすすめです。

料理②大葉味噌

大葉味噌を作っておけば食欲の落ちる季節でもご飯が進むでしょう。塩漬けに比べると材料が多く手間もかかりますが、思わずやみつきになるような美味しさなので、ぜひ一度お試しください。冷蔵庫で10日ほど保存できます。 

材料

大葉 20枚
味噌 大さじ2
砂糖 大さじ2
みりん 大さじ2
ごま油 大さじ1

このほかにもお好みでにんにく、しょうが、七味唐辛子などを加えてもよいでしょう。

作り方

フライパンか鍋にごま油を入れ、続いて味噌、砂糖、みりんを入れて混ぜながら弱火で加熱します。ニンニクや生姜を使う場合は、先にごま油で軽く炒めておくとよいでしょう。千切りかみじん切りにした大葉を加えて5分ほど混ぜながら加熱すれば完成です。粗熱を取ってタッパーに入れたら冷蔵庫で保存します。

食べ方

ご飯や豆腐に付けたり、焼きおにぎりにしたりして食べましょう。またトーストやピザに塗る人もいるそうなので、興味のある方はお試しください。

料理③大葉キムチ

大葉キムチも簡単に作れて美味しく食べられる保存食です。キムチのタレは自分で作ってもよいですが、市販のキムチのタレを使えばさらに簡単です。できあがった大葉キムチは冷蔵庫で10日ほど保存できます。

材料

大葉 20枚
キムチのタレ 適量

お好みでごま油やにんにくを加えてもよいでしょう。

作り方

大葉はよく水気を切って一枚ずつタレを塗ります。それをタッパーなどの容器に重ねて入れたら、冷蔵庫で寝かせましょう。3時間から一晩寝かせておけば完成です。

食べ方

そのままでもご飯や豆腐によくあうほか、通常のキムチとおなじように料理に使うこともできます。今回ご紹介したレシピのなかでは、特に肉料理と相性のよい一品です。

しなびた大葉の戻し方

冷蔵庫でしなびてしまった大葉は、黒く変色していないうちなら水で戻すことができます。大葉が水を吸いやすくするために軸を少し切り戻してから水に浸けます。大葉のしなび具合によりますが、15分〜2時間くらいで葉先まで張りが戻るでしょう。戻した大葉はすべて使い切るか、用途に応じて冷凍や冷蔵などの方法で保存してください。

大葉の保存方法のまとめ

日持ちしにくい大葉も、ちょっとした工夫で長くおいしくいただくことができます。大量の大葉を長期保存するなら冷凍、少量であれば冷蔵保存するかドライ大葉や保存食に調理するのがよいでしょう。また大葉を使ったレシピのレパートリーを増やすことも無駄なく使い切るコツです。用途や好みにあわせて美味しく楽しく無駄を減らしましょう。

ぬーとりあん
ライター

ぬーとりあん

植物も動物も大好きな生き物ライター。自然への好奇心が尽きません!

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