5月10日にゆかりのあるもの
最後に、5月10日にゆかりのあるものをご紹介します。誕生石はターコイズ、記念日は語呂合わせでコットンの日が制定されています。なぜこの日が記念日になったのか、由来を知るとより興味をひかれるのではないでしょうか。
5月10日の誕生石
5月10日の誕生石は、晴れた空のようなブルーが美しいターコイズです。宝石としての歴史はとても古く、ピラミッドに収められたミイラも身に着けていたとされています。あざやかなブルーグリーンの色合いは、眺めているとポジティブな気持ちになれそうですね。厄除けのパワーがあるといわれていて、旅行のおまもりとしてもおすすめの宝石です。
5月10日生まれの有名人
5月10日生まれ(星座:おうし座)の有名人には、以下のような人がいます。江戸時代の皇女から世界的なバレエダンサーまで、それぞれの時代に活躍した女性が揃いました。
・和宮親子内親王(孝明天皇の妹。公武合体により、江戸幕府第14代将軍の徳川家茂に嫁ぐ)
・宮沢明子さん(ピアニスト)
・草刈民代さん(バレエダンサー、女優)
・志田未来さん(女優)
5月10日の出来事・記念日
コットンの日
1995年に日本紡績協会が制定しました。5(コ)10(テン)で「コットン」の語呂合わせです。夏物の洋服や布団に使用される綿(コットン)が、このころに販売の最盛期を迎えることに由来しています。
四迷忌
明治の小説家二葉亭四迷(ふたばていしめい)の忌日です。代表作は言文一致体で書かれた「浮雲」で、日本の近代小説の祖ともいわれています。ちなみに二葉亭四迷というのはペンネームで、自分のことを「くたばってしまえ」と自虐したのをもじったものだという説があります。
まとめ
つぼみのうちはイルカ、咲いた花は空飛ぶツバメと、見え方が変わるのも楽しいデルフィニウムが5月10日の誕生花でした。豊富な花色とやわらかな雰囲気の花びらは、アレンジメントや花束を作るときに重宝されるのも納得の愛らしさです。多くの地域では夏越しが上手くいかないため一年草として扱われていますが、温度管理に注意すれば数年の間楽しむことも可能です。