クリスマスホーリーの育て方
育て方①栽培環境
クリスマスホーリーは冬の寒さには強いですが、夏の日差しや乾燥に弱い品種です。栽培環境としては1日のうち半分くらいが日陰で、水持ちのよい場所が適しています。日光が強いと葉焼けして黒く変色してしまうからです。逆に不足すると実がなりません。適した場所かよく確認しましょう。
育て方②肥料・水やり
肥料は1~2月の冬の時期に、緩効性の固形肥料を施します。花の時期前後に肥料を施すと、花の付きが悪くなるため注意が必要です。またクリスマスホーリーは水分を好むため、水ぎれには注意してください。特に、鉢植えの場合は地植えよりも乾燥しやすくなります。水やりは十分行いましょう。
育て方③植え替え
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地植えであれば植え替えは必要としませんが、鉢植えの場合は植え替えます。一回り大きな鉢を用意しましょう。鉢の底に鉢底石を敷き、用土(赤玉土が7、腐葉土が2、川砂1を混ぜたものか、市販の培養土でもよい)を1/3ほど入れた後に苗を据え付け、周りの隙間に残りの用土を入れます。
育て方④病害虫対策
クリスマスホーリーには、あまり病気や害虫の被害はありません。しいて挙げるならカイガラムシ、ハダニ、アブラムシ、すす病です。カイガラムシは枝や幹に、ハダニやアブラムシは葉裏に付き、いずれも樹液を吸います。すす病はこれらの虫の排泄物によるもので、葉などに黒い斑点を残します。害虫は見つけ次第駆除しましょう。
クリスマスホーリーの増やし方
ホームセンターなどでクリスマスホーリーの苗を購入して植え付けるのもよいですが、生垣をつくろうと考えると費用も大変です。成長したクリスマスホーリーを使って自分で増やせれば、楽しいうえに節約にもなるでしょう。ここでは、種まきや挿し木での増やし方を紹介します。ぜひ、挑戦してみてください。
増やし方①種まき
クリスマスホーリーの実からは、種が4個程度採れます。この種を3~4月ごろ、種まき用の用土にまきましょう。種まき後は、12~18カ月そのまま移植せずに育てて、苗木を成長させます。1年ほどは成長がゆっくりですが、以降は勢いよく成長します。
増やし方②挿し木
挿し木の場合は、6~7月ごろに行い冬越しをします。まず病虫害がなく、節間が間延びしていない枝を選び、10~15cmに切ります。切った枝を1~2時間程度水に浸し、その後用土に挿し木しましょう。夏は日陰に、冬の間は暖かい状態を保ち水やりをしっかりします。植え付けは4~5月に行うとよいでしょう。
クリスマスホーリーの剪定
クリスマスホーリーは成長が遅く、また枝ぶりも魅力のある品種のため、あまり剪定の必要はありません。もし剪定するのであれば、風通しをよくするために枝や葉の混みあったところを除く程度でよいです。生垣の場合は、形を整える程度にしましょう。剪定は3~4月、9月が適期です。
まとめ
クリスマスホーリーの特徴や植え替え、剪定などを紹介しました。比較的簡単に育てられる植物ですが、水やりの頻度には気をつけてください。秋にはたくさんの赤い実を実らせる、立派な庭木や生垣に育てましょう。
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