クリスマスホーリーとは?植え替え・剪定の時期やポイントをご紹介!

クリスマスホーリーとは?植え替え・剪定の時期やポイントをご紹介!

クリスマスホーリーは、濃い緑の葉と赤く熟した果実が特徴の植物です。玄関先や生垣、またはリースなどの飾りつけでおなじみの植物で、目にする機会も多いでしょう。この記事では、クリスマスホーリーの育て方、植え替え・剪定の時期やポイントをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.クリスマスホーリーとは
  2. 2.クリスマスホーリーの花言葉
  3. 3.クリスマスホーリーの育て方
  4. 4.クリスマスホーリーの増やし方
  5. 5.クリスマスホーリーの剪定
  6. 6.まとめ

クリスマスホーリーとは

クリスマスホーリーは、和名を西洋ヒイラギといいますが、日本の節分で玄関先に飾られるヒイラギとは種類が異なります。西洋ヒイラギの葉の棘がヒイラギの棘と似ていることから、この和名が付けられました。また西洋では、聖なる木として扱われており非常に人気の高い植物です。

基本情報

分類 モチノキ科モチノキ属
学名 Ilex aquifolium
和名 西洋ヒイラギ
原産 アジア・アフリカ・ヨーロッパ
生活 生垣・シンボルツリー
高さ 5~8m
花期 4~5月

クリスマスホーリーの特徴

クリスマスホーリーの葉の長さは5~12cmです。ヒイラギと同様に棘がありますが、若い枝や木の下部につく葉に見られ、成長するにつれ棘は減って葉先のみが尖るという特徴があります。また、白く小さな花弁を4枚つけた花を咲かせます。4~5月が開花時期です。果実は6~10mmで赤く熟し、4個の種を含みます。

クリスマスホーリーの種類

クリスマスホーリーは、葉の棘が特徴であるがゆえに、日本のヒイラギやチャイニーズホーリーと混同されやすいです。ここではそれぞれの種類の特徴や棘のつき方などをご紹介します。それぞれの違いを確認していきましょう。

①ヒイラギ

ヒイラギはモクセイ科、モクセイ属に属する植物で、日本の節分に使われる植物です。特徴はするどい棘のある葉で、花期は11~12月、果実は暗紫色に変化します。西洋ヒイラギとは全く違うことがわかるでしょう。原産地は台湾と日本です。

②ヒイラギモチ

ヒイラギモチはクリスマスホーリーと同じ種類で、中国原産のモチノキ属です。花期や果実が赤いところは同じですが、棘はクリスマスホーリーと比べ若干多いです。ヒイラギモチは英名チャイニーズホーリー、シナヒイラギともいわれます。日本で一般的に販売されているクリスマスホーリーは、このヒイラギモチが多いです。

クリスマスホーリーの花言葉

クリスマスホーリーの花言葉は、「予見」「神を信じます」「清廉」です。このことから西洋ではクリスマスホーリーは聖なる木として人気があり、また魔除けの木としても扱われています。

花言葉の由来

Photo byDidgeman

花言葉には神を連想させるものが多いですが、これはヒイラギの木がキリストの足元から、初めて生えた植物とされていることが由来します。ヒイラギの棘はキリストの受難や苦悩を表し、赤い実はキリストが流した血を、また花の白さはキリストの生誕を表すといわれています。

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クリスマスホーリーの育て方

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