プロテアとは?キングプロテアなどの種類・特徴やアレンジ方法をご紹介!

プロテアとは?キングプロテアなどの種類・特徴やアレンジ方法をご紹介!

プロテアとは、エキゾチックな雰囲気をもつ独特な形の花を咲かせる常緑低木です。存在感の強い花は、切り花やドライフラワーなどにアレンジして、ひと味違ったインテリアとして楽しまれています。今回はプロテアの種類や特徴、フラワーアレンジメントの方法についてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.プロテアとは?
  2. 2.プロテアの特徴
  3. 3.プロテアのアレンジ方法
  4. 4.まとめ

プロテアとは?

Photo byFreddie01

プロテアとは、硬い葉と、独特な形の花を咲かせることが特徴の常緑低木です。プロテアの花は存在感が強く、特にプロテアの種類のひとつであるキングプロテアは「花の王様」とも呼ばれています。変種が多く、全世界に100種類以上の品種が存在し、種類によって特徴はさまざまです。プロテアとはどのような植物なのか、名前の由来や花言葉もあわせてご紹介します。

プロテアの基本情報

Photo bycherrywalker

分類 ヤマモガシ科 プロテア属
学名 Protea
原産地 南アフリカ
樹高 30~200cm
花色 白、ピンク、赤、黄、オレンジ色
開花時期 5~6月、8~9月

種類によって樹高や花色などが異なるため、さまざまな姿のものが存在します。庭木として育てることができますが、プロテアの育て方はかなり難しく、玄人向けの植物です。原産地は南アフリカのため暖かい環境を好みますが、耐寒性にも強く、屋外でも冬越しすることができます。

プロテアの種類

出典:写真AC

プロテアは変種が多く、全世界に100種類以上の品種が存在し、これが本当に花?と思わせるような姿のものもあります。非常に多くの種類がありますが、日本で流通している品種はごくわずかです。最もよく知られているのが「花の王様」とも呼ばれるキングプロテアで、キングプロテアと並んでよく知られているクイーンプロテア、プリンセスプロテアなどの種類もあります。

キングプロテア

キングプロテアの名前で知られていますが、正式名称は「プロテア・キナロイデス」といいます。変種が多いプロテアの原種のひとつで、花の大きさが30~40cmとかなり大きいのが最大の特徴です。花の色はピンク色で、樹高は40cm程度とプロテアの中では樹高は低い種類になります。

クイーンプロテア

海外でクイーンプロテアと呼ばれる品種の正式名称は「プロテア・マグニフィカ」のことですが、日本では「プロテア・ネリフォリア」の品種を指します。日本でクイーンプロテアと呼ばれる種類も、キングプロテア同様原種のひとつです。花の色はクリーム色、ピンク色、紫色、茶色とさまざまな色の花を咲かせます。花の大きさは10cm程度とキングプロテアよりも小ぶりですが、インパクトは十分強いです。

プリンセスプロテア

プリンセスプロテアの正式名称は「プロテア・グランディケプス」です。こちらも原種のひとつで、英語名では「ピーチプロテア」と呼ばれています。花の色は濃いピンク色で、花びらのように見える部分がほとんど開かないのが特徴です。樹高は50cm程度で花の大きさも小ぶりでコンパクトなため、切り花よりも庭木として向いています。

プロテアの名前の由来

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プロテアの名前の由来は、ギリシャ神話に登場する海の神様「プロテウス」からきています。プロテウスは海神ポセイドンに仕えた家畜の番人です。姿を水のように自由に変えることができたといわれており、100種類以上の品種をもつ、変種の多いプロテアの名前の由来になりました。

プロテアの花言葉

プロテアの花言葉は「自由自在」「華やかな期待」「甘い恋」「豊かな心」「栄光」です。プロテアの種類のひとつであるキングプロテアには、これらの花言葉以外に「王者の風格」の花言葉がつけられています。これは、華やかで存在感のある大輪を咲かせる姿からつけられた、キングプロテア特有の花言葉です。

次のページでは、プロテアの特徴とアレンジ方法をご紹介します。

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プロテアの特徴

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