ミントとは?
ミントとは、シソ科ハッカ属に属している植物の総称のことです。ほとんどの物が、多年草ですが一年草のミントも存在しています。再生力、生命力も強い植物でガーデニングで、地植えしてしまうとあっという間に増えて庭を覆いつくしい、増えすぎて駆除が危険になってしまうことでも有名な植物です。
基本情報
分類 | シソ科ハッカ属の多年草、まれに一年草 |
名前 | ミント、ハッカ |
種類 | ニホンハッカ、アップルミント(マルバハッカ)など |
原産地 | ユーラシア大陸 |
ミントはハーブの仲間
ハーブとは、香りがあり料理など生活に利用されている植物の総称です。ローズマリーやタイムなどがハーブの仲間になります。ミントもハーブの仲間で、料理、歯磨き粉、漢方、ハッカ油、アロマテラピーなどに利用されているのです。ハーブ類は、ミント同様再生力と生命力が強く、さらには繁殖力も強いという特徴があります。
ミントの種類
ミントは変種ができやすいともいわれています。そのため、種類としては600種を超えるともいわれていますが、大きく分けると2つの分類に分けられ、それがスペアミント系とペパーミント系です。
スペアミント系
比較的香りの弱いミントです。香りとしては、甘い香りが特徴でオランダハッカ、ミドリハッカなどがスペアミントの仲間です。また、スペアミントはハーブとしての利用はペパーミントよりも古いことがわかっています。植物としての特徴は、多年草で、ペパーミントに比べると葉脈がはっきりしません。
ペパーミント系
香りが強く、メントールの成分も多いミントです。セイヨウハッカ、コショウハッカの名前で呼ばれることがあります。ハーブティーや、お菓子などに広く利用されるミントはこのペパーミントです。植物としての特徴は、多年草でスペアミントよりも葉脈がはっきりとしていることがあげられます。ウォーターミントとスペアミントの交雑種です。
その他主な種類
アップルミント
マルバハッカの名前でも知られるミントです。走出枝でクローンを形成する特徴があります。葉には毛がはえていて、丸い葉が特徴です。香りはりんごのような甘さとミントのすっきりした匂いがあわさったものです。
パイナップルミント
ほんのりとパイナップルの香りがするミントです。葉には、毛がはえていて、白い斑紋が入るのが特徴です。アップルミントを親に持つミントといわれています。
ウォーターミント
ペパーミントの親にあたるミントです。名前に「ウォーター」とあるだけあって、沼地に生息しているのが特徴です。他のミントと用意に交雑することでもしられています。
ペニーロイヤルミント
匍匐性のミントで、香りはペパーニントに似ています。メグサハッカの名前でも知られており、用途は虫よけが多いです。