苗は100均で買える
コーヒーノキの苗は、100均でも購入できます。100均で入手できるものはとても小さいため、置き場所を考えてから購入しましょう。また基本的に栽培に適しているのは赤道近くの国々であることから、四季のある日本は栽培に向いている気候ではないため、庭植えは難しいです。ただし沖縄などの1年を通して温暖な気候の場所であれば、屋外での栽培も可能です。
ボタ爺
ボタニ子
そうだね!頑張って実がなるまで育ててみよう!
100均のコーヒーノキに実はなる?
上手く育てれば、100均のコーヒーノキも十分大きく育ち、花をつけて実をつけます。ただし、日本の気候はコーヒーノキの栽培には向いていないため、コーヒーが飲めるようになるまで豆を収穫するのは非常に大変です。しかし、根気強く丁寧に栽培し続ければ、いつか甘くて美味しい果実を食べられるかもしれません。
コーヒーノキの育て方
せっかく買ったコーヒーノキに、花や実をつけてみたい、大きく育てたいと考えるのは当然でしょう。日本の気候はコーヒー栽培には向きませんが、だからといって育てられないわけではありません。観葉植物として楽しめるかわいらしいコーヒーノキを、上手に育ててみましょう。ここでは肥料から水やりの仕方、害虫や病気など、コーヒーノキの育て方を詳しく解説していきます。
育て方①苗の選び方
コーヒーノキの苗を選ぶときは、小さくても葉につやがあるもの、元気なものを選びましょう。害虫や病気がついていないかも、きちんと見ておくことが大切です。苗自体の大きさはともかく、幹が太く、しっかりしたものを選びます。苗と一緒に鉢植えや土なども購入して、早速植え替えましょう。
育て方②土作り
コーヒーノキ栽培に大切なのは、腐植質であり水はけのよい土を選ぶことです。特に水はけは重要です。水はけが悪いと根腐れを起こすこともあるため、注意しましょう。基本的には市販されている観葉植物用の土を使うのがおすすめです。自分でブレンドする場合には、鹿沼土と赤玉土、腐葉土、バーミキュライトなどを同じような割合で混ぜあわせるとよいでしょう。
育て方③水やり
コーヒーノキは水を好む植物です。特に夏場に水切れを起こすとすぐにしおれて、元気がなくなってしまいます。基本的に成長期は春~秋のため、その期間は土の表面が乾いたら水やりをします。しかし、水やりをしすぎると根腐れを起こしてしまうの可能性があります。水の量には気をつけましょう。夏場は水が熱くならないように、水やりは朝か夕方の日が沈むころが適しています。
冬は休眠期
コーヒーノキは熱帯の植物のため、冬場の寒さには弱いです。また冬は休眠期に入り、成長もほとんどしません。水やりは土の表面が乾いてさらに2~3日置いてからがよいでしょう。乾燥気味に育てるのがおすすめです。水やりをするときには、冷たすぎる水では株を驚かせてしまう可能性があります。やや冷たい程度の温度にしてから与えるようにしましょう。
育て方④肥料
肥料は成長期に与えるようにしましょう。休眠する冬場に与えると、肥料に負けてしまい枯れてしまうこともあります。成長期に与えるため、液肥なら10日~2週間に1回程度、置き肥であれば1カ月に1回くらいがちょうどよいでしょう。外であれば有機肥料でも構いませんが、家の中で育てるなら化成肥料がおすすめです。有機肥料はコバエなどが発生しやすくなるためです。
次のページでも育て方を見ていきましょうね!
日本でも少量じゃが、栽培されておるぞ!つまりちゃんとした管理が大切ということじゃな!