シェフレラとは?斑入りなどの人気品種やそれぞれの特徴をご紹介!

シェフレラとは?斑入りなどの人気品種やそれぞれの特徴をご紹介!

丈夫で親しみ深い葉姿のシェフレラを解説します。育て方が簡単で、園芸品種が数多くあるシェフレラには美しい斑が入る種類もあり、人気の観葉植物です。日常管理がとても簡単で、初心者の方でも失敗の少ない観葉植物シェフレラを育ててみませんか?

記事の目次

  1. 1.シェフレラとは?
  2. 2.シェフレラの日常管理
  3. 3.シェフレラの種類
  4. 4.シェフレラの飾り方
  5. 5.まとめ

シェフレラとは?

シェフレラは公共施設のロビーや学校の教室、個人邸の垣根などでみかけることの多い観葉植物です。放射状に葉が広がるかわいらしい姿と、特別な日常管理を行う必要のない、生命力旺盛なシェフレラの基本情報をお伝えします。

基本情報

Photo by Starr Environmental

原産地 台湾、中国南部の亜熱帯~熱帯地域
科名・属名 ウコギ科、フカノキ属
学名 Schefflera arboricola
英語別名 Dwarf umbrella tree
別名 ヤドリフカノキ、ホンコン
分類 常緑低木(高さ2~10m)
栽培適温 18~24℃
耐寒性 普通
耐暑性 ある
耐陰性 ある

特徴

Photo by Atsushi Boulder

シェフレラは楕円形で肉厚の葉が掌状にひらき、成長速度が早い点が特徴です。自生地で10m以上にも育ち、街路樹として植えられます。観葉植物としてのシェフレラは日々の手入れが楽で、初心者の方におすすめの定番植物です。誤って「カポック」(アオイ科セイバ属)と呼ばれることがありますので区別しましょう。

花言葉は「とても真面目」

Photo by tree-species

シェフレラはごくまれに花を咲かせることがあります。咲く時期は5~7月で、花言葉は「とても真面目」「実直」です。成長速度がはやく、丈夫で手のかからないシェフレラらしい花言葉です。観葉植物にも花言葉がありますので、グリーンギフト選びの参考にしてくださいね。

シェフレラの日常管理

日当たりと置き場所

Photo by Starr Environmental

シェフレラは耐陰性を備えてはいますが、日光をよく当てることで美しい樹形となります。春~秋は戸外で日光を当てると徒長防止になりますが、真夏は葉焼け防止のため明るい日陰に移しましょう。斑の入る部分は光合成ができないため、日照不足にならないように手入れするのがポイントです。

水やりと肥料

Photo byannawaldl

春~秋は土の表面が白っぽく乾いたら、鉢底から水が流れ出るぐらいたっぷりと与え、冬は乾かし気味に育てるのがポイントです。シェフレラは用土のかわりに水や液体で育てる方法もあります。肥料を与え過ぎると樹形が美しくまとまりません。春~秋は2ヶ月に1回程度、緩効性肥料を用土の上に置き、液体肥料を2週間に1回与えるとよいでしょう。

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冬越し

Photo byJillWellington

シェフレラの耐寒温度は0℃ですが、冬でも3~5℃が保てる場所に置き、土の表面が乾いてから数日後に水やりを行いましょう。日本の暖地では地植えできますが、鉢植えにして晩秋の霜が降りる時期になる前に室内にとりこんで、日照が得られる場所で越冬させるのがおすすめです。

次ページからは増やし方を紹介します!

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シェフレラの種類

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