サツキの育て方
サツキはもともと日本各地に自生している植物のため、日本の気候でよく育ちます。暑さにも寒さにも耐えられる、初心者でも育てやすい花といえるでしょう。そんなサツキの育て方について、以下でくわしくご紹介します。
育て方①栽培環境
基本的には、日当たりのよい場所が適しています。多少の日陰は問題なく育ちますが、庭植えの場合は少なくとも、午前中のうちは日が当たる場所に植えましょう。水はけのよい土に植えると、より元気に育ちます。冬場は冷たい風が当たらないように、鉢を移動させたり防寒を施したりするといった対策をとってください。
育て方②水やり
地表の近くに細い根が張ります。乾燥にはやや弱いため、水やりはこまめに行いましょう。特に春は成長が旺盛で、水切れによって枯れてしまわないように注意してくださいね。夏は日中に水を与えるとその水が温まってしまうため、朝や夕方が適したタイミングです。
育て方③剪定
開花の前後で新しい梢を伸ばし、夏になると翌年の花芽を作ります。新しい芽を切り落としてしまう恐れがあるため、剪定は花後のなるべく早いタイミングで行いましょう。丈夫で生育も早く、大胆に切り落としても新しい枝がすくすく育ちます。遠慮せず、好みの形に仕立てましょう。
サツキの花言葉
サツキには「節約」「幸福」「協力を得られる」などの花言葉がつけられています。渓流沿いの岩肌や増水すればすぐ水をかぶってしまうような川沿いといった厳しい環境を好むサツキ。困難な状況にも負けずに花を咲かせる姿が、思わず協力したくなる魅力に繋がるのかもしれませんね。
5月13日の誕生花(サツキ以外)
白い小花が可憐なサンザシや、ビタミンカラーで元気をくれるカリフォルニアポピーも、5月13日の誕生花です。それぞれの特徴と花言葉について、順番に見ていきましょう。ギフトとして贈るなら、サツキよりもこれらの花のほうが扱いやすいかもしれませんね。
5月13日の誕生花①サンザシ
真っ赤な実と白い花のコントラストが美しいサンザシも、5月13日の誕生花のひとつです。すっきりと潔い見た目から、「唯一の恋」「希望」といった花言葉がつけられました。かわいらしい実はドライフルーツやお酒、漢方としても利用されています。
5月13日の誕生花②カリフォルニアポピー
あざやかな花色が印象的なカリフォルニアポピーも、5月13日の誕生花です。「富」「成功」といった華やかな花言葉の一方で、「私を拒絶しないで」というさみしげな花言葉がある点がユニークですね。1輪あるだけでも、お部屋をパッと明るくしてくれます。ギフトにもおすすめの愛らしい花です。
ボタニ子
最後は、5月13日にゆかりのあるものをご紹介!