7月16日の誕生花は?
7月16日の誕生花は「ツユクサ」
じめじめとした梅雨空のもとですっきりとした色合いの花を開くツユクサが、7月16日(7/16)の誕生花です。朝露をまとう花姿は、日本らしい奥ゆかしさを感じさせますね。場所を選ばず成長する丈夫な花で、こぼれ種でもよく増えます。清楚な見た目に反して、とてもたくましい野の花です。
名前 | ツユクサ(露草) |
別名 | ホタルグサ(蛍草)、ツキクサ(月草、鴨跖草) |
園芸分類・形態 | 草花・多年草 |
原産地 | 北アメリカ |
開花の時期 | 5月~7月(10月~11月) |
花の色 | 青、紫、ピンク、白 |
暑さ / 寒さ | 強い / 強い |
特徴 | 開花期が長い |
ツユクサの特徴3選
まずはしっとりとした美しさを持つツユクサの、「名前の由来」や「花言葉」などの特徴について見ていきましょう。いろいろな和名を持っていることは、日本におけるツユクサの人気の高さのあらわれですね。控えめでどこか懐かしい、素敵な花言葉もつけられていますよ。
特徴①ツユクサは複数の名前を持つ花
ツユクサは一般的なツユクサ(露草)という名前のほかにも、多くの別名を持ちます。もっともポピュラーは「ツユクサ」は、「露をまとった草」「朝露が乾く間もなくしぼむ花」といった意味です。ほかにも「ホタルグサ(蛍草)」「ツキクサ(月草、鴨跖草)」「ボウシバナ(帽子花)」など、地域ごとにさまざまな呼び名で親しまれています。ちなみに「鴨跖」はカモの頭のことで、花の色が似ていることにちなんだ命名ですよ。
特徴②「一日花」という性質
ツユクサは早朝に開花した花が、その日の夕方にはしぼんでしまうという特徴があります。これは「一日花」と呼ばれる性質で、アサガオやハイビスカスも持つ特徴です。ひとつひとつの花の命は1日限りですが、6月~7月にかけて毎日のように新しい花が開花するのため、さびしくなることはありません。また、花は基本的には午後までにしぼんでしまいますが、雨の日やくもりの日には夕方ごろまで咲いていることもありますよ。
特徴③ノスタルジックな雰囲気の花言葉
ツユクサ全般の花言葉は、「変わらぬ思い」「懐かしい関係」です。ムラサキツユクサには「ひとときのしあわせ」という花言葉もあります。いずれもツユクサの控えめな花姿に似合う、ノスタルジックな雰囲気の花言葉ですね。ツユクサはアレンジメントや花束といった形でのギフトはあまり流通していませんが、大切な人へ花言葉を添えて贈りたくなる魅力があります。