生姜の育て方!植え付け・追肥のタイミングや芽出しの方法をご紹介!

生姜の育て方!植え付け・追肥のタイミングや芽出しの方法をご紹介!

生姜を自宅で栽培しようとしても、育て方が難しいというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、生姜の育て方や植え付けや追肥のタイミングをご紹介します。あわせて3つの生姜の種類もチェックしましょう。

記事の目次

  1. 1.生姜とは
  2. 2.生姜の育て方
  3. 3.生姜栽培で気をつけたい病害虫
  4. 4.育てた生姜の保存方法
  5. 5.まとめ

育て方③追肥

生姜の葉が2~3枚出てきたら追肥を行います。化学肥料を1㎡あたり50g~100gまき、生姜を傷つけないように軽く耕します。生姜が倒れないように生姜の周りに3~4cmほど土寄せをしましょう。1回目の追肥をした1カ月後に2回目の追肥を同じ要領で行います。3回目の追肥は8月中旬までに終えるようにしましょう。

育て方④乾燥対策

乾燥対策として、日差しが強く気温もぐんと上昇する7月~8月までに敷きワラを施します。1回目の追肥と土寄せが完了したら生姜の周りにワラを敷きつめ、風に飛ばされないように重しなどをのせて対策をしましょう。1週間以上雨が降らない場合は水やりを行いますが、乾燥に弱いからといって水の与えすぎは腐らせてしまう原因になります。朝夕の気温が低い時間帯に1㎡あたり20Lの水やりをしましょう。

育て方⑤収穫

筆生姜の収穫

植え付けから2カ月程で3~4枚の葉が生えてくるタイミングで収穫すると、筆生姜として楽しめます。芽出しした種生姜に小ぶりな生姜がたくさん付いているため、種生姜を傷つけないように優しくはぎ取るように収穫しましょう。筆生姜の時期に全てを収穫してしまうと、今後収穫できなくなってっしまいます。必要な分だけ収穫しましょう。

葉生姜の収穫

8月に入ると茎がますます丈夫になり、葉生姜として楽しめます。筆生姜よりも辛みが少し強いですが、肉巻きや天ぷらとして食べるのがおすすめですよ。葉生姜は筆生姜よりも実が大きくなっているため、収穫する際に種生姜を傷付けてしまう可能性が高いです。慎重に収穫しましょう。

根生姜の収穫

9月に入ると葉が黄色く変化してきます。ある程度黄色くなってきたら根生姜の収穫時期です。スコップを使って生姜の周りの土を掘り返して収穫しましょう。9月終わり頃になると気温が低くなり、地域によっては10℃以下になる場所もあります。収穫のタイミングが遅くなればなるほど生姜が腐ってしまうため、霜が降りる前には必ず全て収穫しましょう。

育て方の注意点

Photo bycongerdesign

生姜は連作栽培に不向きといわれています。同じ場所に植えた野菜が病気にかかりやすく、発芽する前に種や球根が腐ってしまうからです。仮に栽培できたとしても土壌の養分が不足しているため実も小さく、収穫量が落ちてしまいます。次の年も生姜の栽培を考えている場合は連作を避け、地植えの場合は場所を変えてください。プランターの場合は、土は全て入れ替えましょう。

次のページでは気をつけたい病気について見ていきましょう。

次のページ

生姜栽培で気をつけたい病害虫

関連記事

Article Ranking