育て方③追肥
生姜の葉が2~3枚出てきたら追肥を行います。化学肥料を1㎡あたり50g~100gまき、生姜を傷つけないように軽く耕します。生姜が倒れないように生姜の周りに3~4cmほど土寄せをしましょう。1回目の追肥をした1カ月後に2回目の追肥を同じ要領で行います。3回目の追肥は8月中旬までに終えるようにしましょう。
育て方④乾燥対策
乾燥対策として、日差しが強く気温もぐんと上昇する7月~8月までに敷きワラを施します。1回目の追肥と土寄せが完了したら生姜の周りにワラを敷きつめ、風に飛ばされないように重しなどをのせて対策をしましょう。1週間以上雨が降らない場合は水やりを行いますが、乾燥に弱いからといって水の与えすぎは腐らせてしまう原因になります。朝夕の気温が低い時間帯に1㎡あたり20Lの水やりをしましょう。
育て方⑤収穫
筆生姜の収穫
葉生姜の収穫
根生姜の収穫
育て方の注意点
生姜は連作栽培に不向きといわれています。同じ場所に植えた野菜が病気にかかりやすく、発芽する前に種や球根が腐ってしまうからです。仮に栽培できたとしても土壌の養分が不足しているため実も小さく、収穫量が落ちてしまいます。次の年も生姜の栽培を考えている場合は連作を避け、地植えの場合は場所を変えてください。プランターの場合は、土は全て入れ替えましょう。
次のページでは気をつけたい病気について見ていきましょう。