空芯菜(クウシンサイ)の増やし方
空芯菜を増やせばよりたくさん収穫でき、種取りにも役立ちます。ここでは空芯菜の増やし方を紹介するので、おいしい空芯菜を増やしてみたい方は参考にしてください。
①挿し木
空芯菜は挿し木をすることで増やせます。摘芯をした空芯菜を水に挿しておくだけで根がはえてくるため、根が生えてきたら土に植え替えましょう。空芯菜は水を好むので、たっぷりの水があればしっかりと根をはやします。土に植え替えるときは、水分をたっぷり含ませた土を用意しておきましょう。そうすることで早く根付きます。
②種取り
空芯菜を種から育てる場合は、空心菜をそのまま育て続け、花を咲かせ実をつかせるようにすると種取りができます。空芯菜についた実から種取りをしましょう。種は何粒も入っており、しっかり保存しておけば翌年の種まきに使えます。
③種の保存方法
種取りした種は低温かつ低湿度の環境で保存しましょう。暑さに強い空芯菜ですが、あまり暖かかすぎたり湿度が高すぎるとよくありません。日が当たらず、カビが生えにくい場所で保管しましょう。
空芯菜(クウシンサイ)のおすすめレシピ
空芯菜はクセがなく、柔らかくみずみずしくとてもおいしい野菜です。いろいろなレシピに活用でき、さらに栄養も満タンで健康にもよいので、満足度も高くなります。ここでは空芯菜のおすすめの食べ方について解説するので、さまざまな食べ方を試してみてください。
空芯菜の炒めもの
シャキシャキとした食感もよく、食べ応えもある空芯菜は、炒めものに最適です。水分が多くとてもみずみずしいため、炒めると水分が多く出ます。そのため空芯菜だけで炒めるときは、味つけを少し濃いめにしましょう。さらに空芯菜は、他の野菜と炒めてもおいしく食べられます。玉ねぎやにんじん、キャベツなどとの相性も良いですし、豚肉やひき肉などと一緒に炒めてもおいしく仕上がります。
空芯菜のあえもの
空芯菜の食感をより楽しむために、おすすめしたい食べ方があえものです。さっと湯通しした空芯菜を、めんつゆなどで味つけして食べましょう。梅あえやポン酢などとの味付けでもいいですし、鶏ささみやわかめなどとあえるのもおすすめです。仕上げにかつおぶしや白ごまなどをかけると、より食感を楽しめ味わい深くなります。
空芯菜のスープ
水分と相性がいい空芯菜は、スープにしてもおいしく食べられます。玉ねぎや豚ひき肉、鶏ささみなどと一緒にスープにすれば栄養もばっちりです。βカロテンは熱を通すと吸収力も高まります。体も温まり、栄養もしっかりととれるので、スープにしておいしく食べましょう。
空芯菜のサラダ
シャキシャキ食感をより楽しむために、サラダにして食べましょう。マヨネーズとも相性のいい空芯菜は、ツナやカニカマなどと合わせて味つけすれば、おいしいサラダに仕あがります。ごまドレッシングやシーザードレッシングなどをかけて食べるのもよいですね。かいわれやアスパラなど、他の野菜とあわせるのもおすすめです。
空芯菜の天ぷら
天ぷらにしても空芯菜のおいしさを引き出せます。洗った空芯菜の水気をしっかりとったら天ぷらにしましょう。サクサクとした衣にしっとりとした空芯菜がほどよくあい、おいしい1品に仕上がります。簡単に作れ、塩やめんつゆなどで食べれば絶品です。玉ねぎやにんじんなどとあわせてかき揚げにするのもよいでしょう。
味にクセがないのでいろいろなレシピにいかせるので、クウシンサイは万能ですよね。
まとめ
空芯菜は育てやすく病気にもかかりにくくい上、暑さにも強く栄養もたっぷりです。さらに食べ方も豊富なので、自宅で栽培するのにとてもおすすめの野菜です。水分が多いため冷凍保存にはあまり向きませんが、たくさん収獲できるので、食べ頃になったら毎日いろいろな食べ方を試せます。夏バテにも最適な野菜の空芯菜を栽培して、暑い夏を乗り切りましょう。
いろいろな食べ方があって驚きですね。