【家庭用】雨水タンクおすすめ8選！利用するメリットや選び方を解説！

まず自宅の雨どい近くの設置予定場所に、どのくらいのスペースを確保できるかを確かめてください。スリムタイプの家庭用雨水タンクの容量でも、100Lで40cm角、200Lで60cm角程度は最低必要です。また日当たりがよいと水が腐ったり、藻が湧いたりしやすいので、日陰に設置するのがおすすめです。

雨水の使い方によって、必要なタンクの容量は変わります。小さなプランター菜園やガーデニングの散水なら、100L前後のものでもよいでしょう。さらに洗車や非常時の備えなどにも使用する予定なら、200L前後はあったほうがよいです。連結できる商品も多いので、スペースがあればあとから必要に応じて増やす選び方もできます。

雨水タンクは雨どいのある建物のすぐ近くに置くものなので、デザインも気になります。シンプルで洗練されたもの、もしくはガーデニングのポイントになるおしゃれなものを選びましょう。また水質を悪化させる光をさけるために、本体の色の濃いものがおすすめです。

上記で少し述べましたが、連結できる雨水タンクも多くあります。連結のメリットは容量を増やすことだけではありません。雨どいに近い1つ目のタンクにごみを残りやすくし、2つ目以降のタンクにきれいな水を貯められる、ということもメリットです。メダカの水槽用にきれいな雨水が必要な場合は、あえて連結させるという選び方もできます。

雨水タンクにはスタンド付きの商品もありますが、スタンドがない商品の場合は、下にスタンドになるものが必要です。コンクリートブロックを平らに2,3個重ね、バケツやジョーロに水を汲みやすい高さにしてスタンドとします。その際、スタンドが水平に安定するように調整してください。タンクを上に載せたら、風でとばされないよう、少し水を入れます。

雨どいをカットする前にタンクの高さにあう位置を確認して、テープで目印を付けます。雨どいを切ることがどうしても難しい場合は、カーポートや小屋の雨どいも使っても構いません。その場合は、雨どいによってサイズや形状が変わるので、集水器にアダプターなどを追加します。

雨どいから雨水タンクに、水が流れるようにする装置が集水器です。たいていは雨水タンクとセットになっていますが、別売りの場合もあるのでよく確認しましょう。集水器には、ゴミが入らないようにフィルターが付いたものや、オーバーフローしないように余った水を雨どいに戻すものなどがあります。雨どいのカットした部分に集水器をはめたら、ホースでタンクとつなぎます。