サイズ②35型
高さが72mm育苗箱です。箱のサイズは長さ345mm×幅270mm×
育苗箱の使い方
育苗箱は主に水稲苗と野菜苗の栽培に使用されます。植物に適した方法で育成することが植物の成長につながるので、育苗箱での水稲苗と野菜苗の栽培方法をみていきましょう。
水稲苗の栽培方法
水稲苗の栽培①床土を敷く
水稲苗の栽培②潅水(かんすい)
水が床土の底まで染みわたるよう潅水させます。種まき後は潅水できないのでしっかりと水分を含ませるのがポイントです。この時、
水稲苗の栽培③播種(はしゅ)
種子が重ならないように撒いていきます。
水稲苗の栽培④覆土(ふくど)
種子の上から薄く覆土していきます。
水稲苗の栽培➄発芽
育苗器で32℃で2日間程度温めて出芽させます。気温が下がりやすい朝と夜も一定の温度を保つように管理しましょう。温度が高すぎると乾燥や酸素不足の原因になります。また、温度が低いと成長しないまま種子が枯れてしまうこともあるので、温度管理には気をつけましょう。
自然界で一定の温度を保つことは難しいから、水稲苗栽培には欠かせない機械ね。温度管理が原因で水稲苗を枯れさせてしまうことも防げるわ!
ビニールハウスは土地がないと設置できないけど、育苗機はコンパクトサイズもあって、水稲苗以外の植物栽培にも使えるからそういった面でも便利な機械だね!
水稲苗の栽培⑥緑化
発芽の工程で光は必要ないため、発芽した苗は白っぽい状態です。そのままでは地植にできないので、光にあてて緑化・硬化させていきます。ここでも温度は大切で、日中は25℃、夜は15℃を下回らないように気を付けましょう。
緑化・硬化中の注意点
- 緑化・硬化しているときに、土が盛り上がってきたら指で押さえ、種もみが見えている場合は覆土します。また、緑化・硬化中は水分不足になるので、水やりはこまめに行いましょう。
育苗器は、電気ヒーターや蒸気などで加温して発芽させる機器のことだよ。一定の温度を保ってくれるから、水稲苗の栽培にはおすすめなんだ。