3月30日の誕生花とは?名前の由来や花言葉・誕生石にゆかりの有名人も!

3月30日の誕生花とは?名前の由来や花言葉・誕生石にゆかりの有名人も!

3月30日の誕生花は人気のフルーツ「サクランボ」です。特徴や基本的な育て方について、くわしく解説していきましょう。サクランボ以外の誕生花や誕生石、この日に生まれの有名人など、3月30日にゆかりのあるものもあわせてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.3月30日の誕生花は?
  2. 2.サクランボの特徴2選
  3. 3.サクランボの育て方
  4. 4.3月30日の誕生花(サクランボ以外)
  5. 5.3月30日にゆかりのあるもの
  6. 6.サクランボ栽培に挑戦しよう

3月30日の誕生花は?

3月30日の誕生花は「サクランボ」

出典:写真AC

ふたつ繋がった実がかわいらしいサクランボが、3月30日(3/30)の誕生花です。ほんのりと甘酸っぱい実は「初恋の味」ともたとえられますね。ヨーロッパ~アジアが原産地で、開花期は3月~4月です。ソメイヨシノに似た、白く可憐な花を咲かせます。自家不結実性という性質を持ち、自分の花粉を雄しべにつけても実がならないことが特徴です。品種によっては1万円を超えるような高額なものもあり、贈答用としても人気です。

名前 サクランボ
別名 オウトウ(桜桃)
園芸分類・形態 果樹・低木
原産地 欧州東部~アジア西部
開花の時期 3月~4月 ※収穫は5月~6月
花の色
暑さ / 寒さ 強い / 強い
特徴 開花期が短い、自家不結実性

サクランボの特徴2選

特徴①歴史にちなんだ名前

出典:写真AC

サクランボは、別名オウトウ(桜桃)ともいいます。「桃」という感じが入っているのは、古くは果実全般のことを、まとめて「桃」と呼んでいたからという説が有力です。また、サクランボはサクラの実、サクラの子どもという意味の「桜の坊(サクラノボウ)」がもとで、発音しているうちに「の」が「ん」に変化し、サクランボになったといわれています。ころんとした聞こえ方がかわいらしい、見た目にぴったりのネーミングですね。

特徴②ギフトにぴったりの花言葉

出典:写真AC

サクランボの花言葉は「小さな恋人」「幼い心」「あなたに真実の心をささげる」です。甘酸っぱい実のイメージにぴったりの、純粋で一途なフレーズが並びました。思いを寄せる大切な相手に、ギフトとして贈りたいですね。鉢植えや果実を贈るほか、サクランボはアクセサリーや雑貨のモチーフとしてもよく使われます。サクランボは少し栽培が難しいので、ガーデニングに不慣れな相手なら、そうした雑貨もおすすめですよ。

サクランボの育て方

育て方①栽培環境

出典:写真AC

サクランボは庭植え・鉢植えのいずれでも栽培が可能です。日光を好むので、よく日の当たる場所を選びましょう。結実させたいのであれば、すぐ近くに違う品種を植える必要がありますよ。実がつきすぎるとひとつひとつの実が大きくなれないため、実の数を制限します。果実になってから間引いても構いませんが、剪定の際に短果枝上の花芽を間引くのが効果的です。

育て方②水やり・肥料

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サクランボを庭植えで育てる場合、基本的には水やりは不要です。夏場に日照りが続いたときや、極端に乾燥したときなどに与えるだけで十分でしょう。鉢植えは表土が白く乾いてきたら、底穴からあふれるくらいたっぷりと水やりをします。肥料は庭植えで2月と10月、鉢植えは2月・5月・10月に、有機質肥料もしくは速効性化成肥料を施すのが一般的です。

育て方③植え付け・植え替え

出典:写真AC

サクランボは水はけ・水もちのよい土を好みます。この条件さえ満たしていれば、土質にはそれほど神経質になる必要はありません。市販されている花木用培養土を使うのも便利です。赤玉土と腐葉土を配合したものでもよく育ちますよ。植え付け・植え替えの適期はいずれも12月~3月です。開花が始まる前に行いましょう。根詰まりの防止・通気性の改善の観点から、植え替えは2年に1回のペースがおすすめですよ。

3月30日の誕生花(サクランボ以外)

出典:写真AC

サクランボ以外にも、3月30日の誕生花はいくつもあります。ここではその中から代表して、野菜としてもおなじみの「ダイコン」と、繊細な花びらが可憐な「ローダンセマム」のふたつを挙げ、特徴や花言葉を見ていきましょう。ダイコンは花の印象が薄いですが、意外にもとてもかわいらしいですよ。ちなみに「アイスランドポピー」や「クンシラン」も、3月30日の誕生花のひとつです。

3月30日の誕生花①ダイコン

出典:写真AC

おでんや鍋などに大活躍の冬の野菜、ダイコン(大根)も3月30日の誕生花です。食用とされる肥大した根は真っ白で、スズシロ(清白)という別名も持ちます。食料としての歴史は古く、紀元前2200年の古代エジプトで、ピラミッド建設労働者が食べていたという記録も残されていますよ。4月~5月に開花する花は白や薄紫色をしていて、とてもかわいらしい雰囲気です。花言葉は「潔白」「適応力」です。

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ダイコンはおでんや鍋など、冬の料理でよく使われる野菜です。涼しい時期に育てれば初心者でも簡単に栽培できますが、きれいにまっすぐ育てるには土づくりがとても重要です。栽培時期や管理方法なども解説しているので、ダイコンの育て方の参考にしてみてください。

3月30日の誕生花②ローダンセマム

出典:写真AC

ローダンセマムは「バラ色の花」という意味を持つキク科の花で、名前のとおりやわらかなピンク色の花が一般的です。オーストラリアと南アフリカに100種類ほどが分布しています。清楚な花姿がかわいらしく、ドライフラワーにも人気です。花言葉は「終わりのない友情」「永遠の愛」「飛翔」。恋人はもちろん、友人や家族、同僚へのギフトにも使えるフレーズが並びました。

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ローダンセマムは開花時期が長く、少ない水やりで寄せ植えできます。蒸れに注意して夏越しさせれば、咲かないことはありません。挿し木で株を増やすこともできるローダンセマムの育て方、適した用土と肥料、剪定時期と増やし方などについてご紹介します。

3月30日にゆかりのあるもの

出典:写真AC

最後は誕生石や記念日など、3月30日にゆかりのあるものを紹介します。今日が誕生日のフィンセント・ファン・ゴッホは、オランダを代表する画家です。感情の率直な表現、大胆な色使いで知られ、20世紀の美術にも大きな影響を及ぼしました。「ひまわり」「星月夜」「糸杉と星の見える道」などが代表作ですね。ちなみにスペイン最大の画家と呼ばれたフランシスコ・デ・ゴヤ(代表作「黒い絵」)も、同じく今日が誕生日ですよ。

3月30日の誕生石

出典:写真AC

3月30日の誕生日石は「エンジェルスキン・コーラル」です。やわらかな色合いが魅力的なサンゴで、ヨーロッパで天使の肌にたとえられたことからこの名前が付けられました。透明感のあるピンク色はイノセントな雰囲気で、ピアスやネックレス、ブローチなど、アクセサリーとしても人気です。肌馴染みもとてもいいので、女性へのギフトにおすすめですよ。

3月30日生まれの有名人

出典:写真AC

3月30日生まれ(星座はおひつじ座)の有名人には、以下のような人々がいます。岡山県出身の小川洋子さんは、「妊娠カレンダー」「博士の愛した数式」「人質の朗読会」などの代表作で知られる小説家です。自身の執筆活動はもちろん、芥川賞や太宰治賞、読売文学賞などの選考委員も務めていますよ。

  • フランシスコ・デ・ゴヤ(スペインの画家)
  • フィンセント・ファン・ゴッホ(オランダの画家)
  • 小川洋子さん(小説家)

3月30日の出来事・記念日

出典:写真AC

マフィアの日

3月30日は「マフィアの日」です。1282年、マフィアの名前の由来となった「シチリアの晩鐘事件」が起こったことにちなみます。フランスの過酷な支配下にあったシチリア島で、乱暴なフランス兵に対してイタリア市民が反乱を起こしました。その反乱の合言葉が、「Morte alla Francia Italia anela」です。各単語の頭文字を並べると「Mafia:マフィア」の名前が浮かび上がります。

サクランボ栽培に挑戦しよう

出典:写真AC

サクランボは自身の花粉だけでは果実にならない「自家不結実性」という性質を持ち、ガーデニング初心者にはやや栽培の難しい花木です。特別な手入れは必要ありませんが、こまめなチェックが欠かせません。その代わり手をかければかけるほど生育に反映されるため、ガーデニングが好きな人なら育てがいがありますよ。つやつやとした真っ赤な実が見られたときには、大きな達成感がありそうですね。

おもち
ライター

おもち

幼少期、母とふたりでつくった小さな花壇が宝物でした。季節の移り変わりを色とりどりの花で知るのがとても好きです。

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