アレカヤシの育て方!室内での冬の施肥や水やりなど管理のコツは?

アレカヤシの育て方!室内での冬の施肥や水やりなど管理のコツは?

美しい樹形が魅力的な植物「アレカヤシ」をご存知ですか?日本でもとても人気のある観葉植物です。今回は、そんなアレカヤシの用土などの基本的な育て方や特徴のほか、剪定の仕方、増やし方などを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

記事の目次

  1. 1.アレカヤシとは
  2. 2.アレカヤシの特徴
  3. 3.アレカヤシの育て方
  4. 4.アレカヤシの増やし方
  5. 5.まとめ

育て方④日当たり

出典:写真AC

アレカヤシは日当たりのよい場所を好みますので、基本的には日当たりのよい場所で管理してください。ただし注意する点がいくつかあります。屋内、屋外それぞれ次のような点に注意しましょう。

室内管理の場合

出典:写真AC

室内ではなるべく日当たりのよい場所に置くようにしましょう。ただ室内だからといって、直射日光が当たる場所に置いてしまうと葉焼けをするので、レースカーテン越しに置いてください。葉焼けとは葉が部分的に茶色くなる現象です。葉焼けしたところは元に戻らないので気をつけましょう。

屋外管理の場合

出典:写真AC

春から秋にかけては屋外で管理することができますが、この際も直射日光が当たらないようにします。屋外管理や庭植えの場合は遮光ネットを使用するか、半日陰の場所を選んで管理するようにしましょう。

夏の時期は高温にも注意

出典:写真AC

夏の時期は高温にも注意します。夏の高過ぎる気温と直射日光は、植物にダメージを与えるので気をつけてください。夏は室内で育てるか、屋外の場合は日陰にならない涼しい場所で管理するようにしてください。

日照不足が与える影響

出典:写真AC

アレカヤシは日光が好きな植物です。そのため日照不足は枯れる原因のひとつとなるので注意しましょう。日照不足だと葉に元気がなくなります。葉が垂れ下がってきたり、茶色く変色して枯れてきたら日照不足の可能性も考えましょう。ほかにも日照不足は害虫の発生原因にもなります。

育て方⑤肥料

春から秋の生育期間には肥料を与えてあげましょう。肥料は緩効性化成肥料をあげます。冬場の休眠期は肥料を与えてしまうと肥料やけしますのであげないようにしましょう。

育て方⑥植え替え

出典:写真AC

アレカヤシはとても成長が早い観葉植物なので、1年〜2年に1回は植え替えが必須になります。それ以外にも根詰まりをおこしている場合は、随時植え替えをしてあげてください。どんどん大きくなって鉢が小さくなってしまうと、それ以上根が成長できず枯れる原因になります。植え替えの時期は生育が活発になる5月〜6月ごろが最適な時期です。庭植えの場合は、スペースがあれば植え替えは必要ありません。

植え替えと管理のポイント

出典:写真AC

ひとまわり大きい鉢と、観葉植物の用土か自分で作った用土を準備してください。植え替えのときには、不要な根や腐った根は除去します。植え替え後は、根付くまで半日陰の場所で管理してください。また根付くまでは水切れにならないようにします。水やりは土が乾く状態が続かないようにするのがポイントです。

育て方⑦間引き

出典:写真AC

アレカヤシの葉が密集している場合は、間引き(人工的に数を減らすこと)を行います。葉が密集していると蒸れて病害虫が発生しやすくなるので、間引きで通気性をよくしましょう。伸びすぎた枝も間引きし、低い枝を残すようにします。

育て方⑧剪定

出典:写真AC

葉焼けや葉の一部が枯れている場合などは剪定してあげましょう。葉を剪定するときは、形を整えながら不要な部分を切っていきます。アレカヤシは樹形が乱れることはほとんどない植物ですが、あまりにもたくさん生えている場合には剪定で樹形を整える必要があります。剪定は植物が健康に育つためにもとても大事な作業です。剪定をする時期は、生育が活発になる時期に行うとよいでしょう。

ボタ爺

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次からは冬越しについて紹介するぞ!

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アレカヤシの増やし方

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