グリーンネックレスの育て方！おすすめの用土や植え替えのコツを紹介！

グリーンネックレスは根を浅く張り、それほど大きく広がらないので頻繁に植え替える必要はありません。ただし、茎が密集してくると蒸れて腐りやすくなってしまいます。様子を見て株分けをしましょう。株分けや植え替えをする時期は、生育期直前の3～4月頃が適しています。

グリーンネックレスの茎が長く伸びすぎてしまった場合や、徒長して不格好になってしまった場合は、剪定や切り戻しをして形を整えましょう。茎のどの部分を切っても問題はありません。また剪定や切り戻しをする時期も特に問わないので、初心者にもやさしい植物です。

グリーンネックレスは、種まきや挿し木、株分けによって増やせます。増やし方はそれほど難しくないので、繁殖に慣れていない方でも成功率が高い植物です。

花が咲いたときに自家受粉をさせると、タンポポの綿毛のような種ができます。この種を土中に植えることで増やせます。土から少し綿毛が見える程度の深さで植え込み、土を湿らせた状態にしておきましょう。

挿し木にする場合は5～10cm程度の長さで茎を切り分け、そのまま土の上にのせて上から軽くおさえると、数週間で茎から根が出てきます。鉢から垂らしたい場合は、下葉を数個摘み取った上で培養土の中に差し込みましょう。

数日間水やりを控えて土を乾かした状態にしてから、鉢から株を取り出しやすいようにします。取り出したら株を分け、1株～数株ずつ新たに植え付けます。その際に傷んだ根を取り除くようにしましょう。植え付け後は、根が安定した2～3日後に水やりをします。

健康に育っているときにはあまり病害虫の心配はいりませんが、時期によってはアブラムシが付いたり、風通しの悪い室内で育てている場合などはハダニが付いたりすることがあります。葉がパール状で手では取りにくいので、スプレー式の薬剤を使って駆除することをおすすめします。