コデマリ(小手毬)の育て方!かかりやすい病気・害虫とその対策は?

コデマリ(小手毬)の育て方!かかりやすい病気・害虫とその対策は?

コデマリ(小手鞠)は樹高が1.5mくらいになる株立ちの落葉低木です。真っ白な小さい花を半球状にたくさん咲かせ、公園樹や庭木、フラワーアレンジにも利用されています。コデマリは育て方も簡単で初心者でも花を咲かせられます。育て方、病気、害虫の対策をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.コデマリ(小手鞠)とは
  2. 2.コデマリの特徴
  3. 3.コデマリの育て方
  4. 4.コデマリのかかりやすい病害虫と対策
  5. 5.まとめ

コデマリの育て方

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コデマリは丈夫でガーデニング初心者でもたくさん花を咲かせることのできる樹種です。育て方も簡単です。たくさんの花を咲かせる育て方をご紹介しましょう。

置き場

コデマリを庭植えする場合は日当たりと風通しのよい場所を選びましょう。コデマリは生育がよいと樹高が1.5mほどになり、株が大きくなるため広いスペースを確保して植え付ける必要があります。半日陰でも十分に育ちますが、乾燥には弱いので注意が必要です。

用土

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コデマリは丈夫な樹種なので用土を選びません。庭植えの場合は植え付けるときに、堆肥、腐葉土などを掘り上げた土に混ぜるとよいでしょう。

植え付け・植え替え

コデマリの植え付け、植え替えは落葉後の休眠期12月〜2月に行いましょう。芽出し後の春になると根も伸びてきているので、根を切ると樹勢が衰える可能性があります。深植えしすぎると根腐れを起こすこともあるので気をつけましょう。

水やり

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水やりは、地植え、鉢植えともに植え付け後にたっぷりと水を与えましょう。地植えの場合も夏の乾燥時には水やりが必要です。鉢植えの場合は乾いたらたっぷり水を与えるようにします。真夏は1日に2回必要になることもあるでしょう。真夏の暑い時期は葉焼けを防ぐため、日中に水を与える場合は葉にかからないように注意してください。また、夕方には葉水を与え、温度を下げるとよいでしょう。

施肥

芽出し前の2月と花後の5月~6月に1度ずつ肥料を与えましょう。コデマリは夏以降に肥料を与えると枝ばかりが繁り、花芽ができなくなるので夏以降、肥料は与えないようにしましょう。

鉢植えでの育て方

コデマリを鉢に植え付ける場合は、株より少し大き目の鉢に植え替えます。用土は赤玉土7:鹿沼土2:腐葉土1をよく混ぜて使用しましょう。鉢植えでも根腐れに気をつけるため深植えにならないようにしてください。植え付け後、数日は半日陰で管理しましょう。真夏は特に乾燥に気を付け、西日の当たる場所を避けてください。鉢植えの場合は2年に1回は植え替えが必要でしょう。

花を咲かせる育て方

コデマリは丈夫な樹種なので難しい手入れをしなくても毎年、花を咲かせます。株は元気なのに花が咲かない場合は、剪定によって花芽がつく枝を切ってしまい、花が見れなくなっている場合があります。花を楽しむポイントとなる剪定の仕方をご説明しましょう。

花芽のできる時期

コデマリの株はどんどん大きくなるので剪定は必須です。ただし、花となる芽はその年に伸びた枝にできる性質があります。花芽が育つのは9月以降のため、落葉している秋冬に枝を切ると、花芽を切ってしまい花が咲かなくなります。

剪定する方法

  • 花が終わったら、数年に1回は大きくなった株を整理する目的も含めて、地面近くの根元でバッサリと切り詰めましょう。
  • 5年くらい経過した古い枝は、花つきが悪くなるので、古い枝は地面近くの根元で剪定して、新しい枝を生かすとよいでしょう。

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コデマリのかかりやすい病害虫と対策

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