コデマリ(小手毬)の育て方!かかりやすい病気・害虫とその対策は?

コデマリ(小手毬)の育て方!かかりやすい病気・害虫とその対策は?

コデマリ(小手鞠)は樹高が1.5mくらいになる株立ちの落葉低木です。真っ白な小さい花を半球状にたくさん咲かせ、公園樹や庭木、フラワーアレンジにも利用されています。コデマリは育て方も簡単で初心者でも花を咲かせられます。育て方、病気、害虫の対策をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.コデマリ(小手鞠)とは
  2. 2.コデマリの特徴
  3. 3.コデマリの育て方
  4. 4.コデマリのかかりやすい病害虫と対策
  5. 5.まとめ

コデマリの増やし方

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コデマリは株立ちで育つ樹種です。1つの幹を太らせて伸びる樹種とは違い、根元から新しい細い枝を伸ばして株として成長します。増やし方はコデマリの特徴を生かしたものになります。コデマリの増やし方をご紹介しましょう。

株分け

コデマリの増やし方は株分けが簡単です。コデマリの株分けは落葉した後の12月〜3月ごろが適期です。根を切らないように慎重に掘り上げ、土をよく落とします。土が乾燥した状態で行うと根を傷めることなく土を簡単に落とせます。古く傷んだ根などを切り、だいたい幹3本で1株として切り分けて植え替えます。

挿し木

コデマリの挿し木は2月〜3月ごろに行えます。前年に伸びた枝から元気のある枝を選び、10cmくらいの長さに切り挿し穂を作ります。また花後の剪定で切った枝でも挿し木はできます。10cmくらいに切った枝の土に挿す部分の葉は切り落とし、それ以外の葉は1/2の大きさに切って使用します。切り口は斜めにし、メネデールを入れた水に数時間つけます。植木鉢に赤玉土5:鹿沼土5を入れ、挿し穂を半分ぐらいさします。

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コデマリのかかりやすい病害虫と対策

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コデマリはとても丈夫な樹種なため公園や河原などの植栽に使われるほどです。大変育てやすい樹種ですが、まれに病気や害虫の被害にあう場合があります。気を付けたい病気と害虫についてご説明しましょう。

コデマリのかかりやすい病気

コデマリのかかる恐れのある病気はうどんこ病です。うどんこ病は風通しの悪い場所に置かれた植物がよくかかる病気です。古い枝を地面の根元で切り、新しい枝を残すような剪定を行い、日当たりと風通しをよくすれば発生を抑えられるでしょう。どうしても発生を抑えられない場合は殺菌剤などの薬を散布しましょう。

コデマリの気をつけたい害虫

コデマリにはほとんど害虫が付きませんが、気を付けたいのはアブラムシです。コデマリのまわりの植物にアブラムシが発生すると拡がってくる場合があります。気になるようでしたら、オルトラン顆粒を根元に巻いておくとよいでしょう。また風通しが悪いとカイガラムシ、テッポウムシなどが発生します。剪定をして風通しをよくしておきましょう。

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まとめ

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コデマリは公園などに植栽され、また庭木や鉢植え、生花のアレンジにも利用されるなど、私たちに身近な樹種です。春に咲く白い花はその名の通り手毬のようにまとまって咲きます。たくさんの花が枝垂れた姿は見応えがあるでしょう。丈夫で育てやすく剪定の時期を間違えなければ、ガーデニング初心者でも毎年花を咲かせることができます。

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ライター

green baggage

マンションのベランダでミニ盆栽を20数年育てています。日本の春夏秋冬のイメージが地球温暖化で変わってきていると実感しています。そんな状況を乗り越え一緒に年月を過ごしてきた盆栽たちは人生の伴走者と思えます!

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