大根の袋栽培のやり方
大根は日本が生産量・消費量ともに1位の野菜で日本の食生活と切っては切り離せない存在です。袋栽培であれば土を縦方向にも十分に準備できるため、畑以外でも大根が栽培できます。種まきは4月頃と8~9月頃の2回です。
大根の種まきから収穫まで
深さ1cmの穴をあけ、種をまきます。発芽までは土が乾かないようにしましょう。芽が出たら、成長がよいもの1つを残して間引きをします。間引きの2週間後に土1Lあたり1gの肥料を与え、その後も2週間に1回のペースで追肥します。青首ダイコンは種まき後約90日、白首ダイコンは種まき後約60日で収穫ができます。
大根の栽培のコツ
大根は肥料と水分が不足するとストレスを感じ、辛みが増してしまいます。間引き後の2週間ごとの追肥は忘れず行いましょう。水切れも起こさないように注意してください。また、収穫後は乾燥しないように葉を切り落とし、新聞紙に包んで冷暗所で保存しましょう。
玉ねぎの袋栽培のやり方
血液をサラサラにし、悪玉コレステロール値を下げる効果のある玉ねぎ。冬の寒さによって球が大きく育つため、植え付けのタイミングが重要です。苗、種、種球から育てる方法がありますが、今回は苗から育てる方法を紹介します。
玉ねぎの育て方
玉ねぎの苗は寒冷地では7~8月、それ以外の地域では9月中に植えつけます。玉ねぎは乾燥に強いので、水はけのよい土で育てます。植え付けに適している苗は、根元の太さが7,8mmで、葉がまっすぐのものです。植え付けは袋1つにつき2、3株ほどにし、苗の白い部分が半分ほど土に埋まるように植え付けます。2月末と3月末には、1株につき3gほど肥料を与えましょう。
玉ねぎの収穫
玉ねぎは収穫時期が近づくと、株が倒れてきます。全体の7割ほどが倒れたら収穫のタイミングです。収穫は土が乾いているタイミングで行い、収穫した玉ねぎはよく乾燥させましょう。乾燥が不十分だとカビが発生したり、腐る原因になります。
まとめ
こちらで紹介した野菜以外にも、きゅうりや小松菜など、袋栽培で様々な野菜を育てることができます。袋栽培では初心者だけでなく、1からこだわって土づくりができ、水やりの調節も自由自在なので上級者の方でも本格的な栽培がたのしめます。この機会に挑戦してみてはいかがでしょうか。