はじめに
ハンギングバスケットは、「ガーデニングを楽しみたいけど十分な庭がない」という方でも花を楽しめるおすすめの方法です。道具と好きな植物の苗があれば、初心者の方でも省スペースでガーデニングを楽しむことができます。ではハンギングバスケットはどのように作ればよいのでしょうか?ガーデニング初心者でも楽しめるハンギングバスケットの作り方をご紹介します。
ハンギングバスケットってどんなもの?
ハンギングバスケットは、その時期に適した花をかご状の鉢に寄せ植えにして、壁やフェンス、木などに吊るしたものを指します。植物を植え付ける鉢の種類を指す場合もありますが、具体的にどのような特徴があるのでしょうか?
ハンギングバスケットのタイプは2種類
ハンギングバスケットには、壁などに引っ掛ける壁掛けタイプと、ベランダなどから吊るすタイプの2種類があります。壁掛けタイプと吊るすタイプの違いとは何なのでしょうか?
壁掛けタイプ
壁掛けタイプはさまざまな素材のものがあります。鉄のワイヤーで外殻が作られているものや、プラスチック製のものなどです。ワイヤータイプは土留めにヤシマットなどを使うのが基本です。プラスチック製は、半円形の土を入れて植え付けるだけのタイプのほか、スリット入りや籠状など様々なタイプが売られています。ただしその形状から、植えられる植物の数は少なくなります。
吊るすタイプ
吊るすタイプは、鉄のワイヤーなどで丸く枠が組まれたものが主流です。土留め用にヤシマットなどを敷いてから土を入れ、植物を植え付けて作ります。基本的に高いところに吊るすことから、遠目にも美しくみえるタイプです。
ハンギングバスケットのメリット
ハンギングバスケットには、花壇や普通の鉢植えとは違ったメリットがあります。ハンギングバスケットは、通常のガーデニングよりも狭い場所で、花飾りを楽しむことができるのが特徴です。また、草花を好きな目線で楽しめるだけでなく、好きな場所に移動することもできます。通常の鉢植えにない楽しみ方ができるのが、ハンギングバスケットなのです。
ハンギングバスケットのデメリット
ハンギングバスケットは、バスケットの大きさに対して寄せ植えにする草花の数が多くなり、どうしても重くなってしまいます。また土も少なめにすることで、乾燥しやすくなるため水やりの管理がとても大切になります。その他にもハンギングバスケットは高い位置に吊るすことから、強風などにも注意が必要です。落下する危険があるときには、下におろすなどの配慮が必要になります。
ボタニ子
次からはさっそくハンギングバスケットを作る際の準備について紹介します!
出典:写真AC