水耕栽培をやるのに必要なもの(5選)
水耕栽培をするにあたって、必要なものは以下のものです。
- 野菜のタネ(苗)
- 培地(土の代わりのもの、水など)
- 液体肥料
- 栽培容器
- 光(太陽光、LED)
水耕栽培に必要なもの①野菜のタネ・苗
野菜の種は、今は100均にもありますし、園芸店やホームセンターなどでは、水耕栽培コーナーなどもあり、選びやすくなっています。苗を買ってきて栽培する方法もありますが、根を傷つけないように土を水で洗い流す作業が必要になり、傷つけると枯れてしまうため、はじめは種から育てるといいかもしれませんね。
水耕栽培に必要なもの②培地
水耕栽培は、水で育てるイメージが先行しますが、土の代わりの培地で栽培することも可能です。水耕栽培の画像を検索すると、一見土を使った苗と似た画像がたくさん出てきますよね。それが、ご紹介する土の代わりの「培地」です。培地の種類はたくさんありますが、ここでは3種類紹介していきます。
培地①「ココピート」
ココピートは、ココナッツの外殻が原料となっています。通気性、保水性・排水性すべて優れているので、土壌改良や、園芸培地として古くから注目されていて、水耕栽培の培地としても適しています。屋内栽培で利用しても、虫なども発生しません。
培地②「パーライト」
園芸店などで売られている白いパーライトは、鉱物を高温で熱して、発泡させたものです。本来はバーミキュライトやピートモスなどと混ぜて土壌改良に使われますが、水耕栽培では単体で用います。程よい排水性、保水性があり、水耕栽培の培地に適しています。こちらも、屋内栽培で利用しても虫などは発生しません。
培地③バーミキュライト
バーミキュライトは、ひる石と呼ばれる原料を800度に加熱して作ったもので、本来は土壌改良などに用いられます。パーライトと同様、通気性や保水性に優れているため、水耕栽培の培地に適しています。高温で加熱処理されているので、こちらも虫などは発生せず屋内でも安心です。
水耕栽培に必要なもの③液体肥料
有名な液体肥料といえば、ハイポニカ。こちらも薄めて、水耕栽培に用いることもできます。水耕栽培以外の用途にも使えるので、ひとつあると便利です。液体肥料はさまざまな種類がありますが、水耕栽培に不向きのものもあるので、気をつけましょう。
水耕栽培用の液体肥料もある
水耕栽培用の液体肥料も販売されています。この商品は水で薄める必要がなく、注ぎやすいのでとても手軽に利用できます。
水耕栽培に必要なもの④栽培容器
水耕栽培は、屋内やキッチンで栽培ができます。容器はたくさん種類があり、水耕栽培専用のものや、コップなどの再利用など、応用が効きます。原則、根は光に晒されないほうがいいので、根本は布や紙で覆って暗くするなどの工夫が必要です。
容器①専用キットを使う
本格的に水耕栽培をはじめたい!となったら、専用のLED電気、水槽などがセットになっている専用栽培器を購入してみるのもいいですね。LED照明があれば、太陽光がなくても栽培は可能です。
容器②ペットボトルを再利用する
画像はヒヤシンスですが、同じ要領で家庭にあるペットボトルを再利用して、野菜を育てることもできます。高さが出る野菜などは、ペットボトルのサイズを2Lなど大きめのものを使うと、スムーズに育ちます。
容器③プラコップを使う
プラスチック製のコップも、ペットボトル同様、家庭にあるものを再利用できるのでおすすめです。プラコップ自体に高さがないので、草丈の低い野菜の水耕栽培に向いています。
容器④いろいろな容器を使い分ける
野菜の種類によって、ビンにしたり、ペットボトルにしたり、いろいろ使い分けるのもいいですね。野菜もさまざまな形があるので、作物に合っていて、根の部分が遮光されていれば問題はありません。根が光にあたると、生育不良を起こすことがあります。
水耕栽培に必要なもの⑤光(太陽光、LED)
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一番経済的なのは、太陽光を利用する水耕栽培ですが、一人暮らしの方など、外に出したりしまったりが難しく屋内のみで栽培するという場合は、LED照明を使って栽培することも可能です。LED照明の電気スタンドでも可能ですし、市販の栽培キットは照明もセットのものが多いです。
まとめ
水で育てるというのは、難しいと思われがちですが、やり方はとてもシンプルで簡単です。天候や栽培スペースなどを気にせず、一人暮らしの方が栽培したり、虫がつくのが嫌だから室内で育てたい、無農薬で育てたい!という方に向いている栽培方法です。ぜひ、この機会に水耕栽培挑戦してみましょう。
出典:写真AC