水耕栽培しやすい野菜まとめ！室内で初心者でも簡単に栽培できる野菜は？

水耕栽培が可能な野菜は、かなりの種類がありますが、主に葉物野菜が多いです。工夫次第では、葉物野菜以外にも様々な野菜を水耕栽培することができます。土の中で育つじゃがいもなどの根菜や、地を這う野菜のかぼちゃ、ゴーヤ、トマトなど、環境さえ整えれば栽培することが可能です。ただ、これらの野菜は上級者向きのため、今回は初心者でも簡単に育てられる野菜をご紹介します。

水耕栽培という名前だけでは、なんだかとても複雑そうなイメージが沸くかもしれませんが、手法は至ってシンプルです。今回は、初心者でも比較的育てやすい野菜を5種類、作り方やポイントもまとめてご紹介します。

かいわれ大根などのスプラウト野菜は、水耕栽培で一番シンプルに水で育てることが出来るので、初心者にも育てやすく、おすすめです。適当な容器と、コットンなどがあれば、液体肥料なども必要なくあっという間に収穫ができます。栽培のやり方は、リンクを参考にしてみてください。

ミックスレタスや、リーフレタスなどは水耕栽培初心者でも比較的簡単に育てられます。超初級のかいわれ大根とは違い、レタスの場合は一度スポンジなどに種を置き発芽させ、そのあとはバーミキュライトなどの土に代わる培地に定植するなど、2段階の行程が必要となります。レタスは露地栽培では虫に食われやすいので、虫がつかない水耕栽培にはピッタリな野菜です。

バジルは水耕栽培の中でも8割は発芽すると言われ、発芽率が高く、水耕栽培初心者でも育てやすいハーブです。栽培容器も、ペットボトルで栽培が可能なので手軽に始めることができます。順調に育っていくと、草丈がかなり伸びていくので、適度に摘芯を行い、収穫数を増やすと、長く収穫が楽しめます。摘芯については、リンクを参考にしてください。

ミズナは背が高くなる野菜なので、ペットボトルで水耕栽培をするときは、背が高めの1.5～2Lサイズのもので栽培するのがおすすめです。発芽したら、混み合っているところは生育のいいものを残し間引きしてから、ペットボトルなど容器に定植しましょう。ミズナは生長しすぎてしまうと、苦味がでるため、ある程度育ったら根から3cmほど上の部分から収穫しましょう。

本来は土の中で育つ根菜であるラディッシュ（ハツカダイコン）も、水で育てることが可能です。できれば、培地はバーミキュライトやパーライトなど、土に代わるものにしてあげたほうがスムーズに育ちます。根がふくらむラディッシュは、光量が必要なため、自然光での水耕栽培は、日当たりのいい場所に長時間置き、夜はLED照明にあててあげると大きい根が育ちます。