ヘリクリサムの育て方
続いて、ヘリクリサムの育て方を確認しましょう。ヘリクリサムは多湿に弱い性質があるので、水はけのいい土で育て、適切な水やりをすることがコツですよ。栽培環境や植え替えなどとあわせて、くわしく解説していきます。
育て方①栽培環境
ヘリクリサムは多湿が苦手です。日当たりと風通しのいい場所で栽培しましょう。水はけのいい土を好むので、用土は市販されている草花用の培養土か、赤玉土や鹿沼土を配合したものを用います。庭植えの場合は植え付けの前に苦土石灰や緩効性化成肥料を混ぜ込んでおくと、花付きがさらによくなりますよ。
育て方②水やり・肥料
鉢植え・庭植えいずれの場合も、植え付け直後にたっぷりと水を与えましょう。鉢植え後も、表土が乾燥したらその都度水やりをします。庭植えは植え付けのとき以外はほとんど水やりをせず、自然に降る雨で十分です。肥料は育て方に関わらず、基本的には必要ありません。植え付けのときに緩効性肥料を混ぜ込む程度でいいでしょう。
育て方③植え替え
庭植えの場合、植え替えは特に必要ありません。大きく育ったときのことを想定して、植え付けのときは広めに間隔を取っておくのがおすすめですよ。鉢植えは根詰まりを起こしやすいので、2年に1度のペースでの植え替えをしましょう。開花前後の3月中旬~5月、もしくは9月上旬~11月中旬が適期です。
7月19日の誕生花(ヘリクリサム以外)
7月19日の誕生花は、ヘリクリサム以外にも複数存在します。その中からここでは「トリカブト」と「黄色いユリ」について、特徴や花言葉をご紹介しましょう。トリカブトはとても涼しげで美しい花を咲かせますが、「毒がある」というイメージが強い花でもあります。ギフトとして贈るときには、伝えたい花言葉やトリカブトを選んだ理由を説明すると安心でしょう。
7月19日の誕生花①トリカブト
強い毒性があることで有名なトリカブトですが、実は青紫色の美しい花を咲かせます。「人嫌い」「騎士道」「栄光」といった、あまりほかの花にはない花言葉を持っていることが特徴です。ユニークな花姿から、英語では「Monkshood:修道士のずきん」「Helmet flower:カブトの花」という名前でも親しまれていますよ。
7月19日の誕生花②黄色いユリ
ゴージャスな花姿で、ウェディングやパーティーでも頻繁に用いられるユリの花。ギフトシーンでも人気があるので、5月~8月の開花時期だけでなく、1年を通して流通しています。豊富な花色のうち黄色いユリが、7月19日の誕生花です。花言葉は「陽気」「偽り」といった黄色いユリ固有のもののほか、ユリ全般に共通する「純粋」「無垢」「威厳」といった言葉もつけられていますよ。
ボタニ子
次は花以外に7月19日にゆかりのあるものを紹介します!