オイスターリーフは3月に種植え、または苗の植え付けを行い、9~12月に収穫できることがわかりました。では、次にオイスターリーフの管理方法について説明します。オイスターリーフを育てるうえで一番気を付けるのが気温です。夏と冬とでその管理方法が違ってくるので、気温に注意した管理が必要です。また、増やし方についても説明します。
管理方法①夏季の管理
オイスターリーフは高温多湿に弱いため、夏季の管理は特に注意しましょう。夏季は気温と湿度で蒸れて、葉の状態が悪くなってしまいます。気温と湿度が上がり始める梅雨時期に入ったら、日陰や室内に移動させて夏越えさせます。
管理方法②冬季の管理
オイスターリーフは耐寒性のある植物ですが、冬場は念のため寒さのしのげる場所で管理しましょう。室内だと玄関や窓際、屋外だと風の当たらない場所がおすすめです。越冬のため冬場は地上部がなくなりますが、3月になると新しい芽が展開します。
管理方法③増やし方
オイスターリーフは種を採取して増やします。花が咲いた後に種をとり、翌年の2~3月に種まきを行いましょう。種による増やし方は前半「育て方②植え方」で紹介しています。種は発芽率が悪いので、丁寧な管理が必要です。
オイスターリーフの食べ方
最後に、オイスターリーフの食べ方について紹介します。最大の特徴である葉の牡蠣の味を味わうためにも、今回は代表的な食べ方を2つ紹介します。
食べ方①生食
1つ目の食べ方は、生食です。収穫できたオイスターリーフを水で洗ってそのまま食べてください。口いっぱいに牡蠣の風味が広がります。牡蠣の生臭さが苦手な人は、湯通しすると食べやすくなります。
食べ方②料理のアクセントとして
2つ目の食べ方は、料理のアクセントとして食べることです。フレンチやイタリアンで使われることが多く、ドレッシングやソースをかけて、メインの料理の付け合わせになります。また、パスタとの相性も抜群です。熱を通すと風味が失われてしまうので、基本的にそのまま使い、料理にアクセントをもたらします。
まとめ
牡蠣の味がする不思議な植物、オイスターリーフについて紹介しました。日本ではあまり馴染みがありませんが、料理の付け合わせなどで少しずつ広がりを見せています。苗も通信販売で購入できるので、試しに1つ育ててみてはいかがでしょうか。
出典:https://www.murakamifarm.com/products/oysterleaves/