柑橘系とは?代表的な柑橘系フルーツ16種類とその特徴や食べ方をご紹介!

柑橘系とは?代表的な柑橘系フルーツ16種類とその特徴や食べ方をご紹介!

柑橘系は果物の一種です。柑橘系は黄色い色やオレンジ色、サイズも大きなものや小さなものさまざまです。今回の記事では、16種類の柑橘系の果物の特徴と食べ方をご紹介します。ぜひ、柑橘系の果物を食べるときの参考にしてくださいね。

記事の目次

  1. 1.柑橘系とは?
  2. 2.柑橘系の種類<ミカン属:大きなもの>
  3. 3.柑橘系の種類<ミカン属:小さいもの>
  4. 4.柑橘系の種類<ミカン属:形が丸くないもの>
  5. 5.柑橘系の種類<ミカン属:原産地が日本以外>
  6. 6.柑橘系の種類<ミカン属:酢ミカン系>
  7. 7.柑橘系の種類<キンカン属>
  8. 8.まとめ

柑橘系の種類<ミカン属:小さいもの>

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柑橘類には大きいものだけではなく、小さいものもあります。ここでは、果実のサイズが小さいもの3選を紹介します。

①温州みかん

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学名 Citrus unshiu
分類 ミカン科ミカン属
食べ頃 9月~3月(温室栽培は5月~9月)
原産地 日本

温州みかんとは、一般的にみかんと呼ばれる柑橘類です。「みかん」とだけ呼ばれたらこの温州みかんのことで、柑橘類の果物の中では生産数が一番多いです。オレンジ色に熟し、果物の重さが80~180gと小さいみかんの品種です。重さに幅がある温州みかんですが、大きいものよりも小さいもののほうが美味しいとされています。

温州みかんは4つの品種がある

温州みかんは、大きく収穫時期や出荷時期によって極早生温州・早生温州・中生温州・普通温州の4つに分類されます。ぞれぞれの品種の出荷時期が違うので、長く楽しめますよ。

品種名 収穫・出荷時期
極早生温州 9月~10月頃に出荷
早生温州 10月~12月頃に出荷
中生温州 11月~12月頃に出荷
普通温州 1月以降に出荷

温州みかんは、温室でも栽培されているので長い期間楽しめますが、収穫・出荷のピークは12月~2月です。

温州みかんの食べ方

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温州みかんは皮が薄く、サイズも小さいので簡単に手で剥けます。また、じょうのう膜も薄いので剥かずに一緒に食べられますよ。そのまま食べても美味しいですが、スイーツなどのアレンジもおすすめです。

②イヨカン

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学名 Citrus iyo
分類 ミカン科ミカン属
食べ頃 11月~3月
原産地 日本

イヨカンは、温州みかんに次いで柑橘類の中では生産量が多いです。重さは220~280gと温州みかんより大きいです。イヨカンは、人工的に作られた品種ではなく、みかん類とオレンジ類が偶然にも交配して作られた品種です。

イヨカンの食べ方

イヨカンの皮は温州みかんよりも厚いですが、手で剥くことができます。サイズも小さいのでナイフで剥く必要はありません。しかし、じょうのう膜は食べられないため、剥いてから食べましょう。イヨカンは味わいが濃厚で果汁が多いので、生食にむいていますよ。

③ヒュウガナツ

学名 Citrus tamurana
分類 ミカン科ミカン属
食べ頃 3月~4月
原産地 日本

ヒュウガナツは、黄色い色の柑橘系の果物です。大きさは200~250gで温州みかんよりも大きいサイズですが、ハッサクや大きな柑橘類に比べると小さな柑橘類です。ヒュウガナツは「ニューサマーオレンジ」や「小夏」という名前でも知られています。味はどちらかというと、レモンに似た酸っぱさが特徴です。

ヒュウガナツの食べ方

ヒュウガナツは、他の柑橘類の果物と違い、果実の表皮にある白い部分も食べられます。白い部分には、甘味があるので果肉だけを食べたときとはまた違った味わいがありますよ。食べるときには黄色い皮だけを薄く剥くのがおすすめです。

柑橘系の種類<ミカン属:形が丸くないもの>

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柑橘類は丸い形をしている果実が多いです。しかし、中には大きなサイズや小さなサイズに関わらず形が丸くないものもあります。ここでは、形が丸くない果実を1選紹介します。

①不知火(シラヌヒ)

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学名 (Citrus unshiu × C. sinensis)× C. reticulata
分類 ミカン科ミカン属
食べ頃 4月
原産地 日本

不知火は、へたの部分がボコっとなっている柑橘類の品種で、丸くないのが特徴です。果実の重さは200~280gで、温州みかんよりは大きいサイズで、ハッサクよりは小さいサイズです。不知火は果汁が多く、とても糖度が高いみかんとしても知られています。産地は九州の熊本県ですが、原産地は同じ九州の長崎県です。

デコポンとの違い

不知火によく似た姿でデコポンという品種のみかんがあります。デコポンは、糖度13以上・酸度1以下で、九州の熊本県のJAから出荷された不知火がデコポンの名前で流通します。デコポンという名前は商標登録されているため、たとえ基準が満たされていてもJAから出荷しなかったものはデコポンの名前では出荷できません。

不知火の食べ方

皮は、温州みかんよりも厚いですが、簡単に手で剥けます。サイズが大きいのでナイフがないと剥きにくいかと思われがちですが、ナイフも不要で、じょうのう膜も食べられます。とても果汁が多い品種なのでジュースにしても美味しいです。

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