7月に植え付ける花<ハーブ>
ハーブは観賞価値があるだけでなく、香りを楽しめたり、食べられたりするため、育てる楽しさを一層強く感じられるでしょう。イングリッシュガーデン風に庭を仕上るときにも欠かせない植物です。
①レモングラス
学名 | Cymbopogon citratus |
分類 | イネ科オガルカヤ属 |
植え付け時期 | 5月~7月、9月 |
観賞時期 | 9月~11月下旬 |
レモングラスは、イネ科の多年草でハーブの一種です。タイ料理のトムヤムクンの香りづけや虫除けに使われることも多いですね。レモンにショウガを混ぜたような香りがします。庭に地植えできますが、耐寒性がないため冬の季節には寒さ対策が必須です。
レモングラスの花言葉
レモングラスの花言葉は「爽快」です。レモングラスの葉からレモンに似た爽やかな香りがすることが由来といわれています。
②ロケット(ルッコラ)
学名 | Eruca vesicaria |
分類 | アブラナ科キバナスズシロ属 |
植え付け時期 | 5月下旬~8月上旬、10月上旬~11月下旬 |
観賞時期 | 4月~6月 |
ロケットは、ルッコラとも呼ばれるハーブです。半日陰でも育てられます。葉はゴマの香りに似ていて、食べるとピリっと辛いのが特徴です。耐暑性はありますが、暑い季節に育てる場合は、風通しのよい場所を選ぶのがポイントです。
ロケットの花言葉
ロケットの花言葉は「私に振り向いて」です。古来ロケットは食用だけではなく、媚薬として使われていたことが由来といわれています。
7月に植え付ける花<水草>
水辺に浮かぶ水草は、涼し気な印象を与えます。見る人をホッとさせてくれるかもしれませんね。栽培時には水鉢などの、水がたまるものを使用します。
①ホテイアオイ
学名 | Eichhornia crassipes |
分類 | ミズアオイ科ホテイアオイ属 |
植え付け時期 | 3月~7月、9月~10月下旬 |
開花時期 | 6月~10月下旬 |
ホテイアオイは、多年草の水草です。日照時間が長い環境でよく繁ります。水の中に入れておけば問題なく育つため、初心者向きといえるでしょう。また水鉢の底に土をいれて植え付ければ、夏の季節にたくさんの花を咲かせてくれます。花は9月~10月まで咲き続けることもありますよ。しかし、ホテイアオイは外来種です。栽培するときは、庭や水鉢から出さないように気をつけましょう。
ホテイアオイの花言葉
ホテイアオイの花言葉には「揺れる心」「恋の楽しみ」「恋の悲しみ」などがあります。「揺れる心」は、ホテイアオイが水面でゆらゆらと浮かんでいる姿にちなんでいます。「恋の楽しみ」「恋の悲しみ」は、ウォーターヒヤシンスという別名が由来です。ヒヤシンスには「悲しみ」などの切ない花言葉があり、それにちなんでつけられたといわれています。
7月に植え付ける花<球根>
球根植物は植えると翌年も花を咲かせてくれます。一度植えれば手間がかからないものも多く、ガーデニング初心者でも扱いやすいといえます。
①リコリス
学名 | Lycoris |
分類 | ヒガンバナ科ヒガンバナ属 |
植え付け時期 | 6月上旬~10月下旬 |
開花時期 | 8月~10月下旬 |
リコリスは、ヒガンバナ属に属する植物の総称です。耐暑性も耐寒性も強いです。葉よりも先に、花茎だけが先に伸びて来る特徴もあります。種類によって開花時期が異なりますが、早いものでは7月や8月の夏に、遅いものは10月の秋に開花します。リコリスには毒性があるため、誤食しないように気を付けましょう。
リコリスの花言葉
リコリスは、色別で花言葉があります。よく見かけられる赤色の花言葉は「あきらめ」「独立」「悲しい思い出」「思うのはあなた1人」「情熱」「また会う日を楽しみに」などです。これらの花言葉は、リコリスの葉と花茎が別々に伸びることが由来といわれています。
まとめ
夏の庭を色鮮やかにする7月に植えられる花を20選紹介しました。お気に入りの花をぜひ見つけてくださいね。ただし、夏のガーデニング作業は注意が必要です。日焼けや熱中症などに気を付けて、水分をしっかりとり、疲れたら休むことも大切です。暑さとうまく折り合いをつけて、7月のガーデニングを楽しみましょう。