ガーベラの育て方
続いては、ガーベラの栽培方法について確認していきましょう。丈夫で育てやすいガーベラは、初心者ガーデナーでも簡単に扱える花です。四季咲き性という特徴も頼もしく、春~秋の長い期間で、花壇をにぎやかに彩ってくれますよ。栽培環境や水やり、植え替えなど、それぞれのポイントをくわしく解説します。
育て方①栽培環境
ガーベラは日当たりがよく暖かい場所を好みます。たくさんの花をつけるために、しっかりと日に当ててくださいね。鉢植えの場合も、少なくとも半日以上は日光に当たる場所で管理しましょう。風通しと水はけのいい、有機質の多い肥よくな土壌が適しています。10℃~20℃が、生育が活発になる温度帯です。
育て方②水やり・肥料
ガーベラの生育・開花には、十分な水を必要とします。鉢植えで育てる場合、表土が乾いたらその都度たっぷりと水を与えてください。庭植えの場合は、基本的には自然に降る雨に任せて構いませんが、乾燥が激しいときには水を与えましょう。乾燥を放置すると、花が咲かなくなってしまいますよ。肥料は鉢植えの場合、緩効性化成肥料を月1回置き肥するか、月3回のペースで液体肥料を施すのがおすすめです。
育て方③植え付け・植え替え
ガーベラは水はけのいい土を好みます。市販の草花用培養土が便利ですが、赤玉土と腐葉土、堆肥を配合したものでもよく育ちますよ。鉢植えは根詰まりや用土の劣化で傷みやすいので、毎年植え替えを行います。暑さや寒さがおだやかな、春と秋が適期です。同じタイミングで株分けをするのも効率的ですね。大株に仕立てたい場合には、株分けせずにひと回り大きな鉢に植え替えることも可能です。
8月19日の誕生花(ピンクのガーベラ以外)
8月19日の誕生花は、ピンクのガーベラだけではありません。ここではいくつかある誕生花の中から、あざやかな花色が印象的な「カンナ」と、古くから日本人に親しまれている「ハナトラノオ」についてご紹介します。タイプの違う花ながら、どちらも前向きで素敵な花言葉を持っていることが共通点ですね。
8月19日の誕生花①カンナ
カンナは中南米を原産地とするあざやかな花です。「情熱」「快活」といったエネルギッシュな花言葉を持つとおり、夏の暑さにも負けず、トロピカルな色合いの花を元気よく咲かせます。イタリアの探検家コロンブスによって、ヨーロッパへ持ち込まれた花のひとつだといわれていますよ。
8月19日の誕生花②ハナトラノオ
8月19日の誕生花には、夏のガーデニングで高い人気を誇るハナトラノオもあります。トラノオ(虎の尾)と名前にあるとおり、まっすぐ伸びた花茎に連なるように花を咲かせます。丈夫でよく増えるので、初心者にも扱いやすい花ですよ。ピンクや薄紫、白といった淡い花色がかわいらしく、「希望」「望みの達成」といった花言葉も、ギフトにぴったりです。