カンナとはどんな花?
真夏の炎天下のもとで、色鮮やかな花を元気よく咲かせるカンナはとても魅力的ですね。カンナとは、いったいどんな植物なのでしょうか。実は、とても育てやすい植物なんです。そんなカンナの特徴と、育て方をあわせて詳しくご紹介します。
カンナの基本情報
分類 | 球根・熱帯植物 |
形態 | 多年草 |
原産地 | 熱帯アメリカ |
草丈 | 40〜160cm |
開花期 | 6〜10月中旬 |
花色 | 白、赤、ピンク、黄色、複色 |
耐寒性 | やや弱い |
耐暑性 | 強い |
カンナの特徴
特徴①花
カンナの鮮やかで、変わった形状の花はとても印象的です。開花する季節は夏から秋にかけてで、オレンジ系が中心の色合いは真夏にぴったりといえるでしょう。現在、観賞用として育てられているものは、通称「ハナカンナ」と呼ばれます。とても丈夫なため、園芸が初めてという方でも育てやすいと植物といえます。
特徴②葉
カンナは、鮮やかな花もさることながら、その葉色がとてもきれいな品種が多いです。赤や黄色の縞模様、ポトスのような柄から、魅力的な色合いの銅葉まで存在します。花が咲く季節がすぎても、充分にそのきれいな葉を楽しめるでしょう。
名前の由来
カンナは英語で「canna」と綴り、その語源はラテン語や、ケルト語、ギリシャ語などで葦(アシ)を意味する単語からきているといわれています。カンナの茎の中が空洞になっていて、葦に似ているということから名付けられました。和名は檀特(ダンドク)といい、仏教にゆかりのある名前となっています。語源は北インドのガンダーラ地方にある山、檀特山(ダンドクセン)が由来です。