5月に種まきできる花⑤マリーゴールド
ほかの植物の害虫よけとしても使われるマリーゴールドも、5月ごろまで種まきできる花のひとつです。丈夫で初心者でも育てやすく、花が終わった後にできた種を採っておけば、毎年楽しむことができます。彩りと実益を兼ねて、マリーゴールドも夏の花壇に加えませんか?
特徴
園芸分類 | 草花 |
形態 | 一年草(一部多年草) |
原産地 | メキシコ・中央アメリカ(一部アフリカ) |
草丈 | 20cm~100cm |
開花期 | 4月~12月 |
花色 | 黄・オレンジ・白・赤・複色 |
耐寒性 | 弱い(一部半耐寒性) |
耐暑性 | 強い |
種まきの時期 | 3月~5月 |
種まき
マリーゴールドは春まきの草花の中でも発芽温度が低いため、ソメイヨシノが咲く季節から種まきすることができます。種も大きくて発芽率もよく、5日~6日で芽がでてくる扱いやすい植物です。種まきは晴れた日の午前中におこない、種の上には5mmほど覆土してください。後は日陰の涼しい場所で、乾燥しないように管理するだけです。
発芽後の管理
本葉が2枚~4枚ほどに増えたら庭植えや鉢植えにします。過湿に弱いため、株間は20cm~30cmあけるのがおすすめです。水やりも土の表面が乾いたらあげるようにしてください。翌年用の種を採りたいときは、花が終わった後も放置して、完全に枯れるまで待って中の種を採ります。それ以外は早めに花がらを摘んで8月ごろに半分に切り戻すと、もう一度花を咲かせることがあります。
花言葉
マリーゴールド全体の花言葉
- 嫉妬 / 絶望 / 悲しみ
黄色い花の多くには残念な花言葉が多く付けられています。ただし、マリーゴールドもほかの花々と同様に、花の色で花言葉が変化します。色ごとの花言葉は黄色い花が「健康」、オレンジの花が「予言」です。良い意味も持ちますが全般の花言葉から、贈り物には適さない花といえます。
まとめ
5月は陽気も安定し始め、遅霜などの寒の戻りを気にする必要もなくなる季節です。ゴールデンウイークといった大型連休も重なることから、ガーデニングにはもってこいの時期でもあります。さまざまな草花の種をまいて、庭の模様替えをしてみませんか?新しい花を試しても、いつもの花を育てても、きっと素晴らしい庭になることでしょう!
桜が咲くころから種まき可能!