5月に種まきできる花①ペチュニア
ガーデニング初心者でも簡単に育てられる花がペチュニアです。開花期も長く、春から秋まで季節をまたいで楽しむことができます。庭植えにしても鉢植えにしてもボリューム感があり、花色も豊富なことからおすすめの花です。
特徴
園芸分類 | 草花 |
形態 | 一年草・多年草 |
原産地 | 南アメリカ中東部亜熱帯~温帯 |
草丈 | 10cm~30cm |
開花期 | 3月~11月 |
花色 | 赤・ピンク・青・紫・白・黄・複色 |
耐寒性 | やや弱い |
耐暑性 | 普通 |
種まきの時期 | 4月~5月・9月 |
種まき
ペチュニアは秋に種まきして上手に冬越しをすれば、3月ごろから開花します。春に種をまくときには、発芽適温の22℃くらいを目安に、まく時期を決めるとよいでしょう。種が小さいので、まくときは紙の上にのせて、軽くたたくようにしながらまくのがおすすめです。芽が出るまでは種が流れないように、霧吹きで水やりをするようにしてください。
発芽後の管理
ペチュニアの植え替え時期は梅雨入り前です。遅くても5月下旬には植え付けましょう。開花期が長いので元肥はしっかり与えます。水やりは花にかけないように与えてください。庭植えでも鉢植えでも、梅雨前や7月~8月ごろに、半分ほどに切り戻すと再び満開の花を楽しめます。
花言葉
ペチュニア全体の花言葉
- あなたといると心が和らぐ / 心の安らぎ
色ごとの花言葉は、白が「淡い恋」、ピンクが「自然な心」、赤が「決してあきらめない」、明るい紫が「人気者」、濃い紫が「追憶」となります。さらに八重咲きは「変化に富む」、絞り染めのような柄の花は「邪魔者」「恋の手紙を遮断された」です。絞り柄の花は贈り物にしないようにしましょう。
5月に種まきできる花②インパチェンス
「アフリカホウセンカ」の別名を持つインパチェンスは、丈夫で日陰でも育つことから、庭植えでは場所を選ばず、鉢植えでは家の中でも楽しめます。花色も豊富なことから、夏のガーデニングにおすすめです。
特徴
園芸分類 | 草花 |
形態 | 一年草・多年草 |
原産地 | 熱帯アフリカ |
草丈 | 20~50cm |
開花期 | 5月~11月上旬 |
花色 | 白・赤・ピンク・オレンジ・複色 |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 普通~強い |
種まきの時期 | 3月~6月 |
種まき
インパチェンスは苗を買ってきて植え付けることも多いですが、種まきもおすすめです。種まきの適期である3月~6月の中でも、発芽温度である20℃~25℃になる5~6月の暖かい季節になってから種まきします。種まき後は明るい日陰において、乾燥しないように注意してください。
発芽後の管理
本葉が2枚~3枚になったら植え付けます。インパチェンスは根を傷めると枯れてしまうことがあるため、一度植え付けたら植え替えは避けましょう。5月~7月上旬ごろに鉢植えや庭植えにしてください。土は水はけのよい土を好むので、庭植えにする場合には腐葉土や川砂などをすき込みます。鉢植えの場合には、市販の培養土で大丈夫です。
花言葉
インパチェンスの花言葉
- 【花色の多さなどから】豊かさ / 鮮やかな人
- 【触れるとはじけ飛ぶ果実から】私に触れないで / 短気 / 強い個性
花色の多さやどんどん開花する様子から、「豊かさ」「鮮やかな人」という意味になりました。その反面、果実は触れただけではじけ飛ぶため、「私に触れないで」「短気」「強い個性」といった意味にもなったのです。悪い意味の花言葉も持つため、人に贈るときには注意しましょう。
発芽適温は22℃です。