ニューギニア・インパチェンスの育て方!冬越しで枯らさないためのコツは?

ニューギニア・インパチェンスの育て方!冬越しで枯らさないためのコツは?

暑い夏でも元気に咲いてるニューギニア・インパチェンスを見ていると、こちらまで元気になりますよね。1苗だけでもお庭が一気に華やぐニューギニア・インパチェンス。実はコツを押さえれば初心者でも冬越しできるのです。今回は育て方から越冬の方法までしっかりご紹介します。

記事の目次

  1. 1.ニューギニア・インパチェンスはどんな花?
  2. 2.ニューギニア・インパチェンスの花言葉
  3. 3.ニューギニア・インパチェンスの育て方
  4. 4.ニューギニア・インパチェンスの『葉が枯れる』理由
  5. 5.ニューギニア・インパチェンスの増やし方
  6. 6.ニューギニア・インパチェンスの越冬方法
  7. 7.まとめ

ニューギニア・インパチェンスはどんな花?

暑い夏でもこんもりとたくさんの花を咲かせてくれるニューギニア・インパチェンスは、そもそもどんな植物だと思いますか?育てる植物の基本を知っていれば、育て方も覚えやすいものです。特徴と合わせてご紹介します。

ニューギニア・インパチェンスの基本情報

基本情報
分類 草花
形態 一年草(本来は多年草)
原産地 パプアニューギニア
草丈 20~50cm
開花期 5月~11月上旬
花色 白、赤、ピンク、オレンジ、黄、紫、複色
耐寒性 弱い
耐熱性 やや弱い

特徴

原産地がパプアニューギニア

ニューギニア・インパチェンスはアフリカホウセンカ(インパチェンスとも言います)の仲間で、原産地パプアニューギニアの原種をもとに生み出された園芸品種です。また、パプアニューギニアの高冷地が出身なので、見た目ほど直射日光に強いわけではありません。

エキゾチックな印象の植物

花の色がとても豊富なうえに葉に光沢があり、エキゾチックな印象を与えるのが特徴の植物です。もともと多年草なのですが、耐寒性が弱いため日本では一年草の品種として扱っています。しかし、原産地のように冬でも10℃以上で育てれば十分越冬できる品種です。

ニューギニア・インパチェンスとインパチェンスの見分け方

苗を買う時に、どれがお目当てのニューギニア・インパチェンスか悩むこともありますよね。通常のインパチェンスとの違いは葉の形を見ると分かります。葉は細長くて縁に針のような突起が付いているのが特徴です。また、葉が大きいことも見分けるポイントになります。近頃は花色だけではなく、葉の色や形も様々な種類が流通するようになってきましたが、葉の形で見分けられることに変わりはありません。

花の特徴

開花時期は5月〜11月上旬と半年間咲き続けます。 花色は白、赤、ピンク、オレンジ、黄色、紫、さらには複数の色を組み合わせたものなど、種類が多く実にカラフルです。くっきりした色合いが多いのも特徴で、苗をまとめて植えると日本に居ながら異国情緒あふれるお庭ができあがりますよ。夏に1度切り戻しをすると、秋にたくさんの花を咲かせます。また、花は比較的大きく直径約3cm〜6cmほどです。

花びらが特徴的な品種も

ニューギニア・インパチェンスの花びらは平面で真っ直ぐなのが特徴ですが、最近では花びらがフリル状になった『ロココ』という品種も流通しています。開花してすぐが1番強くフリルがかかるので、バラのような華やかさを楽しめます。まだ珍しい種類としては、八重咲き品種も出てきています。

ニューギニア・インパチェンスの花言葉

名前の由来

ラテン語の「我慢できない(impatient)」から

特徴的な響きのインパチェンスは、ラテン語の「我慢できない(impatient)」からついた名前です。何がそんなに我慢できないのかというと、インパチェンスの実は成熟したら触っただけで、弾けて種を飛散させるのです。この様子が名前の由来になりました。このインパチェンスと同じ種類なのが、ニューギニア・インパチェンスというわけです。

花言葉

ニューギニア・インパチェンスの花言葉は『おしゃべり』『たくさんお話しましょう』

大輪の花をたくさん咲かせる様子からつれられたのか、それとも、改良品種といえども元気に咲き誇れるよう願いをかけたのでしょうか。いずれにしても、ニューギニア・インパチェンスをとてもよく表している素敵な花言葉ですね。他にも『正直』『輝き』といった花言葉があります。ちなみに、7月12日の誕生花でもあります。

ニューギニア・インパチェンスの育て方

あまり手間のかからない品種ですが、扱いを間違えると病気になったり葉が枯れるなど失敗してしまいます。秋まで花を楽しむための必須作業である切り戻しのやり方を含め、育て方のポイントをしっかり紹介していきます。

育てる場所

Photo byartisano

この品種は鉢植えでも庭植えでもよく育ちますが、真夏の強い直射日光に弱く葉焼けや、葉が枯れるなどして落葉しやすい特徴があります。その対策として風通しのいい半日陰で育てます。木漏れ日の下や数時間ほど日が当たるような場所がおすすめです。また、土が乾燥しすぎない少し湿った場所も適しています。

用土

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鉢植えの土

少し湿った場所を好みますが、水はけがよくないと根腐れを起こしてしまいます。鉢植えの場合は、ホームセンターなどで売っている草花用の培養土を利用するといいでしょう。様々な種類の培養土がありますが、パーライトなどが入っている水はけがいいものを選びます。

庭植えの土

庭植えの場合、草花用の土に腐葉土や堆肥を追加して水はけの良い土にします。そして緩効性肥料を元肥として混ぜ込んでから苗を植えます。

土についての注意点

ニューギニア・インパチェンスは何度も同じ土で育て続けると、生育が悪くなるなどの連作障害や病気にかかりやすくなる種類の植物です。1回使った土は使わず、新しい培養土で育てることが苗の上手な育て方になります。

植え付けと植え替え

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大株に育つ特徴のあるニューギニア・インパチェンスなので、鉢植えの場合は苗を手に入れたら最初から大きめサイズの鉢に植えます。例えば、3号ポットの苗を購入したのなら、8号鉢に植え付けるのです。根を傷つけないことが上手な育て方への一歩になるので、鉢植えでも庭植えでも、植え付けるときはポット苗の周りの土を崩さないでそのまま土に植えるようにしましょう。また、最初から大きめの鉢に植えるので、植え替えの必要はありません。

水やり

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鉢植えの水やり

ニューギニア・インパチェンスは乾燥に弱い種類に分類されるので、毎日土の状態をチェックするようにします。鉢植えの場合は土の表面が乾き始めたら水が鉢底から流れ出るまでしっかり水を与えます。さらに夏場は午前中と夕方の2回たっぷり水やりします。

庭植えの水やり

庭植えの場合は、土ではなく株を観察します。葉と花が少し「しなっ」と元気がなくなってきた時が水やりのタイミングです。ここで気を付けるのは見つけ次第すぐ水やりするのではなく、午前中か夕方に水やりをします。

乾燥・病気予防にマルチングも有効

マルチングとは、乾燥や水跳ねによる病気を防ぐために土の表面を覆う手法です。例えば、農家さんの畑でよく見かける黒いビニールシートがそうですね。さすがに農家さんの育て方を真似して庭や鉢をビニールで覆うわけにもいかないので、ここでは藁や大粒のバークチップを選びます。厚く敷くと水やりのタイミングが分からなくなるので、薄めに敷くといいでしょう。

肥料

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成長が早く開花時期が長いので、花を咲かせている間はじんわりと栄養が届く種類の緩効性肥料を与えます。特に夏は水やりの回数が多くなるので置き肥がおすすめです。目安は5月~7月、9月中旬~10月の期間は与えます。また、切り戻し後や株が疲れている時は、薄めた液体肥料を水代わりに与えるのもいいでしょう。注意点は、肥料を過剰に与えると葉が枯れるなど逆効果になるので、使用量は守りましょう。

手入れ

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花がら摘み

花が終わる11月上旬まで行います。花は自然に地面に落ちますが、時には葉に落ちる場合もあるのでこれを取り除きます。また、見頃が終わって傷んできた花も摘み取ります。花がらをそのままにしておくと、それが原因で灰色かび病という病気になる危険があるからです。株を清潔に保つことで病気を防ぎましょう。

切り戻し

夏場も花は咲き続けますが、花数が少なくなる時期があります。また、下葉が枯れるなどして姿が乱れてきます。そのまま無理に咲かせるのではなく、一度短く切り戻してリフレッシュさせましょう。こうすることで、秋にまたたくさんの花を咲かせます。7月中旬~下旬頃に、草丈の2分の1から3分の1ほどバッサリと切り戻します。

病気と害虫

病気:灰色かび病

多湿になると葉や茎が灰褐色に変色する病気が灰色かび病です。見つけたら、葉や茎を取り除きます。特に梅雨の時期は湿度が高く病気になりやすいので、風通しをよくすればある程度は防げます。また、苗を清潔に保つために花がらや枯れた葉はこまめに取り除くようにしましょう。

害虫:ダニ類、アザミウマ

ハダニなどのダニ類とアザミウマが発生しやすく、葉や花の汁を吸われると葉や花びらがちじれたり変形する症状が出ます。ですので、見つけ次第、捕殺するようにしましょう。ダニは小さくてなかなか見えない種類の虫なので、「葉が枯れる」「ちじれてる」などていたら、被害にあったと判断します。殺ダニ剤を散布して駆除するのもいいでしょう。また、乾燥しすぎると発生しやすいので、葉水をして乾燥を防ぎます。

ボタニ子

ボタニ子

続いて、ニューギニア・インパチェンスの『葉が枯れる』理由を紹介

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