ハニーサックルの基本情報
初夏から黄色や白色の花をつけるハニーサックルは、どのような植物なのでしょうか。「ハニー」とつくかわいらしい名前の由来や花言葉をご紹介します。
ハニーサックルとは
形態 | つる植物 |
原産地 | 日本、地中海、北アメリカ(北部、南部) |
つるの長さ | 3m |
開花時期 | 6月~9月 |
花の色の種類 | 赤色、オレンジ色、白色、黄色 |
耐寒・耐暑性 | 強い |
ハニーサックルとはツキヌキニンドウの英名で、地中海の沿岸地域を原産としています。ツキヌキニンドウにはハニーサックルの他に、スイカズラやゴールデンハニーサックルという種類もあります。ハニーサックルの花の色は、黄色や白色をしており、果実は赤色です。
他の種類の特徴
スイカズラは日本原産の種類で香り高い白い花を咲かせます。果実はハニーサックルと異なり黒色です。ゴールデンハニーサックルは別名キフスイカズラといい、黄色い網目状の模様が卵型の葉に入ります。この種類はハニーサックルと異なり、葉の色を楽しみます。
ハニーサックルの名前の由来と歴史
ハニーサックルの名前の由来は、英語で「蜜」という意味の「honey」と、「吸う」という意味の「suckle」が由来で、ハチが蜜を吸うという様子が由来となっています。和名であるスイカズラは花の奥に甘い蜜があり、その蜜を吸おうとする子供の様子からこの名がつけられました。漢字で書くと「吸い葛」です。
ハニーサックルの歴史
ハニーサックルの歴史は古く、ヨーロッパでは泌尿器などの治療のために、中国では解熱のための生薬として用いられてきました。日本では徳川家康が、スイカズラを焼酎などのアルコールに漬け込み飲んだ、と伝えられています。徳川家康は73歳で亡くなっているので、その長生きにもハニーサックルが一役買っていたのかもしれないですね。
ハニーサックルの花言葉
ハニーサックルの花言葉には「愛の絆」や「献身的な愛」などがあります。ハニーサックルはつる植物で、他の植物につるを絡ませ成長していきます。つるを絡ませ、他の植物を包みこむような様子から、愛にまつわる花言葉がうまれたのかもしれませんね。
ボタニ子
次はハニーサックルの育て方を紹介します!